私たちの暮らしている住まいの周りには、いろいろな外観の建物が建っています。
その中でもシャープな外観の建物は、スタイリッシュで飽きもきにくく、長年人気のデザインです。
住宅の外壁材の中でも「ガルバリウムの外壁」は、スタイリッシュな彩りを演出してくれます。
今回は、「ガルバリウムの外壁」で雰囲気をワンランクアップさせるポイントをご紹介します。
ガルバリウムの外壁には、どのような魅力があるのか。
そしてそれを活かす方法など、これからの住まいづくりに活かせる情報を集めました。
ぜひ役立てて、自分たちらしい住まいを手に入れてみませんか?
- ガルバリウム鋼板の特徴やメリット、そして知っておきたいデメリットなど、たくさんの情報を知ることができます。
- 住まいは建てて終わりではありません。メンテナンスなど維持の面からも、ガルバリウムの外壁の注意点を確認しておきましょう。
Contents
ガルバリウム鋼板の特徴と魅力とは
同じデザインであっても、使用する外壁の種類により家の雰囲気は大きく変化します。
一般的に「外壁」と一言で表されていますが、窯業系サイディング、金属系サイディング、タイル、天然石材、レンガ、モルタル、ALCなど、たくさんの種類があります。
いろいろな外壁材の種類がある中、
○ 窯業系サイディング
○ 金属系サイディング
○ モルタル
上記の3つが主に人気の高い外壁材として、多くの建物に活用されています。
今回クローズアップしている「ガルバリウム鋼板」は、「金属系サイディング」の種類になります。
他の外壁材の特徴と合わせて、その魅力を確認していきましょう。
窯業系サイディング
全体の約8割という圧倒的シェアを誇っているのが「窯業系サイディング」です。
主としてセメント質と繊維質を混ぜた原料で作られています。
コストや機能性、デザイン性など他の外壁材より総合的に優れており、総合力No.1の外壁材です。
ですが多くの建物で使用されているため、「オリジナリティ」という面では物足りなさを感じる。
また防水機能が低い、シーリングのメンテナンスが必要などのデメリットがあります。
金属系サイディング
「金属系サイディング」は、全体の約11%のシェアを誇り、窯業系に続いて使用されている外壁材です。
鉄やアルミニウムなどの板材に発泡系樹脂断熱材を補強材として成形しており、他の素材より軽量で施工がしやすいという特徴を持っています。
メンテナンス周期が長く、ひび割れや凍結の心配がないため、耐久性に優れた外壁材と言われています。
「シンプル」「スタイリッシュ」などシャープなイメージを表現でき、一際目を引く外観をデザインすることも可能です。
「ガルバリウム鋼板」も金属系サイディングのひとつです。
ガルバリウム鋼板は、鉄をベースにした合金の板に金属メッキ加工を施します。
金属製の中でも錆びにくく、耐久性も高いなど金属系サイディングの中でも人気の高い外壁材です。
ガルバリウム鋼板の普段の手入れの仕方としては、定期的に表面の汚れを水洗いするだけで済みます。
ただし素材が非常に薄いため、キズができないよう注意することも必要です。
モルタル
昔から日本の住宅の外壁を支えているのが、このモルタルです。
今では窯業系サイディングが主流となっていますが、日本の木造住宅には欠かせない外壁材でした。
現在では全体の約6%のシェアを占め、価格が安く、デザインの自由度が高い外壁材と言えます。
どんなデザインにも対応できる部分や耐久性の高さは、メリットとしてあげられます。
しかし防水機能の低さやひび割れなどが起こりやすいなどのデメリットがあります。
【関連コラム】:高級感のある新築住宅の外壁選びのコツ|愛知県のおしゃれな注文住宅実例
ガルバリウムを外壁や屋根に使う「メリット・デメリット」とは
このように同じように見える建物でも、いろいろな外壁材が使われています。
ではガルバリウム鋼板でのメリットとデメリットを確認してみましょう。
ガルバリウム鋼板の外壁「メリット」
ガルバリウム鋼板最大の魅力は、耐用年数(耐久年数)の長さです。
住宅は悪条件の中建ち続けているため、耐久性の強さは住宅の寿命にも大きな影響をあたえます。
例えばトタンと比較すると、耐用年数だけでも数倍の差が出ます。
この長さは、外壁だけではなく屋根など「日頃手が届きにくい」部分でも大活躍します。
人気の高い窯業系サイディングの外壁材と比較しても、ガルバリウム鋼板の外壁材は耐用年数が長い傾向にあります。
建築時にかかる費用も選ぶためのポイントになりますが、建てた後の耐久性やメンテナンスのし易さなど「広い視野で判断」することも大切です。
ガルバリウム鋼板は金属製のため「錆びやすいのでは?」と心配になる方も多いでしょう。
ガルバリウム鋼板は、トタンやアルミなどの金属素材の建材と比べると「錆が発生しにくい」という特性があります。
決して錆びない!とは言えませんが、その錆びにくさは住宅を維持していく中でも強い味方となってくれます。
世界の中でも地震の発生が多い日本では、住まいの地震対策は必須と言っても過言ではありません。
ガルバリウム鋼板は他の建材に比べ「軽量」のため、耐震性を高めた住まいづくりができる特徴がありま
外壁の重量が少ないことで建物への負荷がかかりにくくなり、自ずと耐震性も高まります。
耐震性能を高めたすまいは、家族の命と財産を守ってくれます。
メリットがある反面、必ず少なからずのデメリットが存在しています。
デメリットは「悪いこと」ではなく、それを知ることで「リスクを改善」することもできます。
しっかりと把握しておきましょう。
ガルバリウム鋼板の外壁「デメリット」
建物の建材としては軽い特徴がある反面、どうしても素材自体が薄いとも言えます。
そのため外からの衝撃により凹みができてしまう可能性も。
ガルバリウム鋼板の製品によっては、厚みがある・波形のデザインを採用しているなど「凹みにくいタイプ」もあります。
違いを比較しながら選択することで、デメリットのリスクを少しでも減らすことができます。
窯業系サイディングの人気のひとつに「豊富なデザイン・カラーリング」など、種類の豊富さがあげられます。
「シンプル」「スタイリッシュ」などシャープなイメージを演出できる建材であるガルバリウム鋼板は、どうしてもデザインの幅が狭まってしまいます。
「こんな風にしたいんだけれど・・・」と思っていても、なかなか思い通りのデザインが見つからない場面も考えられます。
【関連コラム】:外壁がおしゃれなこだわりデザイン仕上げの新築注文住宅|素材や配色で変わる個性の活かし方【実例】
こんな外観が素敵!施工実例を紹介
ガルバリウムの外壁にだけの特徴や魅力があるように、他の建材にもたくさんの魅力があります。
ガルバリウムだけが外壁材じゃない!いろいろな外壁材の素敵なお住まいを実例からご紹介します。
スタイリッシュでモダン・・・。
シックでシンプルな佇まいは、「まるで要塞」を感じさせるような存在感があります。
スリット窓などを上手に活用し、どこにいても光が感じられるようにアイデアが施されています。
「和モダン」がピッタリと似合うこちらのお住まいは、内観外観すべて「茶色と青色で統一」されています。
シックの中に茶色の色合いを加えることで「自然な温かみ」を感じさせてくれます。
1階に主寝室を設け、日々の生活を1階で完結できるよう「長く暮らしやすい住まい」のアイデアがいっぱいです。
まとめ:外壁材選びは特徴を把握し選びましょう
ガルバリウムの外壁は、
○ シックな金属風デザインの外壁にしたいとき
○ 建物への負担を減らすために軽量な外壁材を使いたいとき
○ 格調高い印象の住宅にしたい
などを検討している方にはおすすめの外壁材です。
同じ形をした建物であっても、セレクトする外壁材、素材感、カラーリングなどによって、雰囲気は大きく変化します。
それぞれの特徴や魅力を把握し、自分たちらしい住まいづくりに取り入れていきましょう。
アクティエでは、お客様のどんな小さな声にも耳を傾けています。
「こんな暮らしに憧れている」「こんな形がいいなぁ」など、大まかなイメージでも大丈夫です。
お客様ご家族のこだわりやライフスタイルに寄り添って、満足な住まいを実現させるお手伝いをしています。
ぜひあなたの声を、聞かせてください。
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