念願のマイホーム。
大切な我が家となる住まいには、いろいろな希望や思いが詰まっています。
住まいにはいろいろなスペースがありますが、その中でも「玄関」は家族やお客様を出迎える「家の顔」となる重要な部分です。
「こんなデザインのお家で暮らしたいね」
「デザインも大切だけれど、暮らしやすさも外せない!」
などの願いを叶えるためには、玄関の作り方により大きく左右するのです。
そんな大切な空間である「玄関ホール」をオシャレに、そして快適にするためのポイントをご紹介します。
ぜひこれからの住まいづくりに、お役立てください。
- 玄関は住まいのデザインだけではなく、快適性にも大きな影響をあたえます。後悔しない住まいづくりのための注意点を押さえておきましょう。
- 施工実例から自分たちの住まいのイメージをふくらませることができます。これからの住まいづくりのために、シミュレーションしてみましょう。
Contents
使いやすい玄関・玄関ホールにする秘訣とは
玄関は家族が毎日出入りするだけではなく、さまざまな機能や役割を担っています。
使いやすい玄関や玄関ホールにするためには、玄関をどう使いたいのかという「目的」がとても大切です。
使いやすく、そして快適な玄関・玄関ホールにするために、まずは玄関の機能と役割から解説していきましょう。
玄関の機能と役割とは
玄関には大きく分けて下のよう機能と役割を担っています。
① 内と外を仕切るという機能
② 住まい全体に新鮮な空気を取り込む開口部としての役割
③ 断熱など住まいの快適性を守る機能
など、これからの生活と密接した機能や役割があります。
そして何より家族が、「気持ちを切り替え、心の準備をする空間」でもあるのです。
そのため使いやすく、そして気持ちよく快適なスペースにしておきたいものです。
玄関を使いやすく、快適にするポイントは
玄関や玄関ホールを使いやすく快適にするためには、住まいづくりのプランニングの中から「その空間をそう使用するのか」イメージしておくことが大切です。
そこでプランニングの際に押さえておきたいポイントをご紹介します。
○ 玄関での動作をイメージし、動きやすい広さや動線を取り入れること。
○ 快適性を保つための、風や光、断熱性能などを取り入れること。
○ 玄関周りで使うモノ、置きたいモノ、使うモノを考え、収納スペースを設けること。
○ 日々のメンテナンスのしやすい素材などを取り入れること。
上の様な部分を、プランニングに取り入れることで玄関は大きく変化します。
<ワンポイントアイデア>
玄関は、靴や傘などの小物なども多く、何かとごちゃごちゃしがちな空間として上げられます。
そのためどのような収納やスペースを設けるのかにより、暮らしも大きく変化します。
例えば、玄関にウォークインタイプの収納を設けることで、靴や傘、ベビーカーやアウトドア用品などの大型なモノまでしっかりと片付けることができます。
ここでご紹介したアイデアも、ほんの一例に過ぎません。
家族構成やライフスタイルにより、玄関に必要なモノは何か。
しっかりと検討していきましょう。
【関連コラム】:真似したい土間玄関のデザインと機能とは|【実例】住んで良かった2~3畳の和モダン空間がおしゃれな家
玄関ホールをオシャレにするアイデア紹介【実例付き】
では実際の施工実例から、使いやすい・快適な玄関・玄関ホールをシミュレーションしてみましょう。
①シューズクロークなどで収納を充実させる~使い勝手バツグンの玄関~
こちらのお住まいでは、「生活感の無い住まい」がコンセプト。
玄関を入ってすぐウォークインタイプの収納を設けることで、ムダな動きをすることもなく、家族が出入りすることができます。
コートなどを掛けられるスペースをプラスすることで、サッと片付けられるだけでなくリビングなどの家族の集う空間に「ホコリや花粉」などを持ち込ませないことも可能です。
こちらのお住まいでは、使いやすい収納スペースの他にも、二世帯でも暮らしやすいアイデアが取り入れられています。
ちょっとした時に掴まることができる手すりや、身体に負担のかかりにくいスライディングドアなど、さりげない工夫が家族への思いやりを感じさせてくれます。
パッと片付けられる空間を設けることで、ごちゃごちゃとしがちな玄関の靴や傘などをまとめて収納し、玄関をより「広く」見せることができます。
モノの多い空間は、どうしても生活感が出やすくなる傾向が高まります。
ちょっとしたアイデアで、快適性を保ちつつ、使いやすい玄関にすることができます。
②玄関をオシャレにするアイデアを~ワンポイントデザインを加える~
こちらのお住まいでは、玄関を入ると丸いアーチやアクセントウォールなどデザイン性をアップさせるアイデアが取り入れられています。
ちょっとした工夫をすることで、デザイン性をアップさせ「オシャレな玄関」にすることができるのです。
玄関は大切なお客様も出入りする空間です。
「あら、素敵な玄関!!」と感じてもらえるとうれしいですね。
③目的に合わせて機能をプラスする~新たな価値観を生み出す~
【事例詳細】洗練されたナチュラルテイスト。吹き抜けと中二階で開放感あふれる家
今までであれば「手洗い場」と言えば、洗面室やトイレの側などにあるのが一般的でした。
近年の感染症の蔓延への対策などから、「玄関入ってすぐの手洗い場を設置する」ご家庭も多くなってきています。
こちらのお住まいでは、玄関のすぐ脇に手洗い場を設置しています。
帰宅後の荷物の片付けや照明のスイッチ、扉の開閉といった家の中のものに触れる機会に出くわす前に使用できる衛生的な間取りスタイルを取り入れています。
アイデア次第で玄関空間は、大きく変化します。
あなたならどんなアイデアをお住まいに取り入れますか?
【関連コラム】:おしゃれな玄関すぐの手洗い場【実例】|コンパクトで便利な手洗いのある間取りメリット・デメリットと対策
玄関ホールは広ければいいの?広さの目安とは
玄関はさまざまなアイデアの取り入れられる、素敵な空間です。
では実際にどのくらいの広さが、ちょうど良いと感じるのでしょうか。
オシャレと感じさせる玄関にするためには、生活感を感じさせないスペースにすることが大切です。
近年の新築において、3~5人家族で標準的に選ばれている玄関の広さは「約3畳」と言われています。
3畳と言うと、約1.35m×1.2m以上の広さになります。
※ 収納などによっても、必要な広さは変化します。
横に広い方が玄関は良い
同じ3畳というスペースでも、その配置を縦に置くのか。
それとも横に置くのかによっても、玄関のイメージは大きく変化します。
玄関では、家族が一緒に出かける。
お客様が複数いらっしゃるなど、人が重なる場面も多いものです。
そのため同じ広さの玄関でも間口や横幅が広い間取りは、使い勝手がよく、空間が広く感じる効果があります。
使うときだけではなく視覚的にも窮屈さを感じにくく、玄関の框(かまち)は横に広い方がキレイに見えるのです。
明るさをプラスして、広く見える効果を高めよう
玄関はどうしても、生活空間の中では狭めなスペースとなります。
そのためどうしても「窮屈さ」を感じてしまう場面も多いものです。
玄関ホールを広くすることも方法のひとつですが、明るさを取り入れることで雰囲気も大きく変化します。
【事例詳細】奥行きのある空間と窓から差し込む光が開放感を演出。まるで別荘のように洗練された空間の住まい。
例えばこちらのお住まいでは、玄関には窓がなくてもリビングから光が取り込めるようアイデアが施されています。
明るさを十分に取り込むことで、壁や床などの素材の質感も感じられ、オシャレ度もアップします。
○ 小窓のなどを活用し、明るさを補う。
○ 採光用の玄関ドアを活用する。
○ 照明の効果を最大限に活かし、温かみのあるスペースにする。
など、アイデア次第でいろいろな効果を感じることができます。
【関連コラム】:おしゃれな玄関にはシンプルモダンなアプローチがおすすめ|タイルやコンクリート、レンガで仕上げる外構デザイン
まとめ:どんな玄関にしたいですか?あなたの声を聞かせてください
今回は玄関ホールをオシャレに、そして使いやすくするポイントにクローズアップしてきました。
玄関は、住まいの顔になります。
そのため玄関ホールがいくらオシャレでも、外観とのバランスがチグハグだとその良さは半減してしまいます。
後悔しない住まいづくりのためには、全体のトータルバランスがとても大切です。
一点に絞るのではなく、広い視点から住まいを考えていきましょう。
アクティエでは、お客様のどんな小さな声にも耳を傾けています。
「こんな暮らしに憧れている」「こんな形がいいなぁ」など、大まかなイメージでも大丈夫です。
お客様ご家族のこだわりやライフスタイルに寄り添って、満足な住まいを実現させるお手伝いをしています。
愛知県で、ご家族の暮らしにマッチするおしゃれで快適な新築を建てるなら、私たちアクティエにお気軽にご相談ください。
自由な発想と便利な機能を活かして、お客様ご家族が納得・満足のいく彩りある住まいをデザインしております。
愛知県内の大府・長久手・岡崎には、デザイナー渾身の自社モデルハウスもご用意しています。
住まいづくりの第一歩として、ぜひお気軽にご活用ください。