近年、おしゃれな空間づくりに人気のアクセントクロス。お部屋のテイストや理想のイメージに合わせて空間の1面を彩るだけで、ポップにもクラッシックにも仕上げることができます。
例えば、こだわりの家具や照明を活かす場合にもアクセントクロスがあれば、コーディネートも引き立ちより完成度が高まります。
今回は、睡眠前の居心地や質の良い眠りを助けるアクセントクロスのある「寝室」づくりのポイントを紹介いたします。
高級ホテルのベッドルームや海外の色使いがおしゃれな寝室など、好みのイメージを新築寝室に取り入れて、1日の疲れを癒す自分だけのリラックス空間を手に入れてみませんか?
Contents
1.アクセントクロスで変わるおしゃれな新築寝室づくり
あなたにとって寝室は、睡眠だけの部屋でしょうか?ほとんど眠りのためだけの空間なので、デザイン性や壁の色にまでこだわる必要はないと考えてしまいがちです。
しかし、「良い睡眠」をとるためには眠りまでの時間を過ごす心地よい空間が大切で、朝の目覚めにも大きく影響してきます。
簡単に言えば、寝室に関しては真っ白で広々とした空間よりもトーンを抑えて壁が近くに感じる空間の方が安心できる場合があります。
また、入眠前や目覚めた時に好みのアクセントクロスでコーディネートした部屋を楽しめるのは嬉しいですよね。
2.寝室に人気のアクセントクロスは?【実例】
差し色になる明るいデザインや視覚的に楽しい空間を確保するアクセントクロスですが、今回は「寝室」という眠りや目覚めに注目した効果を得やすいカラーやテイストを活かした実例を紹介していきます。
ぜひ、お好みの寝室デザインを見つけて参考にしてみてくださいね。
①ホテルライクで落ち着いたネイビー・ブラック
黒やネイビーは、刺激が少なく落ち着きを演出するにはもってこいのカラーです。
ダークな色味の後退効果で壁を遠くに見せるため、狭い寝室やベッドの頭側1面にアクセントクロスを取り入れることで、空間やベッドが広く感じやすくなります。
モダンな寝室では、ナチュラルな木目や白っぽいグレー、モノトーンの寝具や家具を合わせることで、全体的におしゃれにまとまります。
重厚感やコーディネートのしやすさを選ぶなら、まずおすすめのテイストです。
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②ナチュラルで安心感のある木目デザイン
自然の中にある茶色+木目は、精神の緊張状態を緩和し心に安らぎを与えてくれる寝室に好まれるカラーです。
あたたかみのある色なので間接照明やペンダントライトなど、こだわりの照明との組み合わせもおすすめです。
また、黒やネイビーと同様にベッドの頭側のアクセントクロスとして、同系色や暖色系・寒色系のアースカラーの寝具ともよくマッチします。
心が解き放たれるナチュラルなリラックス効果のある寝室づくりに役立ててみてはいかがでしょうか?
③定番人気のモダンブラウン
木目と同様に落ち着きと優しさのあるブラウンは、ライト~ダーク系まで定番の人気色です。
よりモダンな印象のダークブラウンよりもナチュラル系に仕上げたい場合には、ベージュ寄りのカラーを選ぶと良いでしょう。アクセントカラーや明度や彩度の異なるブラウンを組み合わせることで、おしゃれ度の高い仕上がりになります。
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④おしゃれ!鎮静効果にも期待大!ブルー・グリーン
爽やかな寝室を望むなら、ライトなブルーやグリーンのアクセントクロスもおしゃれです。
ややかわいらしい印象になってしまいがちなブルーやグリーンでもトーンを抑えた、あるいはダークな色味を選ぶことで上品な寝室に仕上げることができます。
海外スタイルやヴィンテージデザインの空間を希望する方に人気のカラーです。
3.アクセントクロス・壁紙選びで重要な3ポイント
実例と合わせて、人気の寝室アクセントクロスの「色」の効果を紹介してきました。
たった1面のアクセントクロスでおしゃれな空間が演出できる理由は、壁紙が壁面の絵やディスプレイのような役割を果たし、シンプルな空間にちょうどいいインパクトを与えてくれるからです。
せっかくの新築寝室ですから、アクセントクロスで視線をコントロールして、空間のバランスや家具との調和を整えることが大切なポイントです。
そこで、カラーだけではない、寝室のアクセントクロス選びに欠かせない重要な壁紙の「柄」や「配置」、「家具・寝具との調和」の3つのポイントをチェックしておきましょう。
①広さに影響?寝室に合う柄とは?
内装コーディネートにおいて重要なアクセントクロスは、テーブルやソファなどの家具や照明、インテリア機器とのアレンジを楽しみやすくします。
家具のないシンプルな空間であっても、例えば、北欧パターン柄・オールドアメリカンスタイルのカジュアル柄・エレガントな花柄やオーナメント柄・ナチュラル感やアンティーク感のあるウッド柄やタイル柄など…お好みのテーマを簡単に演出できるのです。
柄選びの際の注意ポイントとしては、柄の大きさ・インパクトに気をつけることです。思わず視線を奪われる大きな柄やインパクトのある柄は、空間を狭く感じさせます。また、インテリアとのバランスや調和を崩してしまう恐れもあります。
寝室空間のコンセプトに合わせたアクセントクロス選びが大切です。
②アクセントクロスの位置~「天井」でワンランク上の仕上がり
先ほど、空間の奥行を演出するアクセントクロスの位置として「ベッド頭側」を紹介しましたが、定番のスタイルから視野を広げて「天井」にアクセントクロスを採用するスタイルも注目されています。
特に「入眠」への安心感が求められる寝室において、寝転んだ時の視角に入る天井のデザインは重要です。美しい木目に癒されたり、間接照明でおしゃれ度が増すモダンな配色を楽しんだり、くつろいだ姿勢から見る視覚に合わせたアクセントクロスの配置に工夫してみると良いでしょう。
天井に重みのある色味を配置することで、天井を低く感じる効果があり、ほど良い安堵感が生まれ「安眠」につながると言われています。そのため、天井アクセントクロスは寝室にこそ取り入れたいデザインなのです。
③照明・カーテン・家具との組み合わせ
アクセントクロスの魅力は、高価な装飾やカーテンを導入しなくてもクロス1面を変えるだけで、雰囲気のある空間に仕上がるところです。こだわりの家具をコーディネートする場合にも、家具のテイストに合った壁紙があることで、より完成度の高い世界観を作り出すことができます。
アクセントとなる壁紙のグレードが大きく変わらない限り、予算内で家具・カーテン・照明が映える空間演出を大いに楽しめるのも押さえておきたい嬉しいポイントです。
4.まとめ~アクセントクロスで寝室をおしゃれにコーディネート
毎日の疲れた心と身体を休める寝室。お家時間が増えた今では、寝室を自分だけの空間として活用することも多いのではないでしょうか。
せっかくこだわりの注文住宅を建てるのですから、ただ「眠る」だけの空間として設計するのではなく、導入しやすいアクセントクロスをデザインして、より「質の高い眠り」に誘う快適な特別空間に仕上げてみましょう。
デザイン性の演出だけではなく、視覚的開放感や安堵感、体感温度など色味や柄、素材感を吟味してみるのも良いでしょう。
コーディネートが難しい場合には、お好みの施工事例やモデルハウスのデザインをマネしてみるのもおすすめです。
フォーカルポイント(自然に視線が集まる場所)と家具や照明とのバランスに注意して、おしゃれで特別な新築寝室づくりを楽しんでみてくださいね。
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