駅前など人気の住宅地では、広い土地に庭をつくるのが難しいケースが少なくありません。
くつろげるお庭づくりが難しいときは、屋上のある家という選択肢もおすすめです。
実際に屋上庭園をつくった新築の実例を見ながら、メリットやデメリット、対策も合わせてチェックしてみましょう。
目次
■屋上のある家を建てるメリットが大きい人
■屋上のある新築住宅実例
■屋上のある家のデメリットと対策
■屋上のある家はどこで建てれば良い?
Contents
■屋上のある家を建てるメリットが大きい人
屋上はさまざまなライフスタイルにマッチする、利便性の高い間取りです。次のようなライフスタイルの方は、ぜひ屋上を検討してみてください。
・運動などの趣味を持っている人
最近はオンラインでいろいろな趣味を学ぶことができるようになり、ヨガやダンスなどの運動をご自宅で楽しむ方も増えましたよね。
こうした趣味の運動スペースとして、屋上の間取りはピッタリです。
太陽の光をたっぷり浴びながら運動するのは、やはり気持ちいいですよね。お庭と違いご近所の目線を気にせず、思い切り体を動かせるのもgood。
室内のように、汗や運動器具の汚れ・キズが気にならないのも運動スペースに向いています。
・これから子育てをする人
屋上は小さなお子さんを安全に遊ばせるスペースとしてもおすすめです。
屋上ならお庭のように道路に飛び出したり、知らない人について行ったりといった危険がありません。ワンちゃんなどのペットも、危険な目に合うことなくお子さんと一緒に遊ばせてあげることができます。
元気なお子さんが遊ぶときは床や壁のキズ・汚れが気になるものですが、屋上なら気にならないのも大きなメリット。
・在宅ワークが多い人
自宅で在宅ワークをする機会が多い方は、たまに気分を変えて屋外でこなしてみるのもおすすめ。
お庭や公園だとご近所さんの目が気になりますが、屋上なら自分だけの集中できるアウトドアオフィスになります。秘匿性の高い情報を扱うお仕事でも、プライバシーに優れる屋上なら安心です。
出勤のない在宅ワークが続くと太陽を浴びる機会が減りがちですが、屋上オフィスなら健康的にお仕事をこなせます。
・家に友達を呼ぶことが多い人
屋上は友達同士で集まってワイワイ楽しむ場所としても優秀です。ソファやテーブルをそろえて、オープンカフェ気分も楽しめます♪
大きな屋上スペースなら、バーベキューや家庭用プールなど夏のレジャーにも対応可能。見晴らしが良いので、自宅の屋上で花火鑑賞ができるかもしれません。
リビングで家族が在宅ワークをしているときは、セカンドリビングとして談笑スペースに使うこともできます。
・キャンプなどアウトドアが好きな人
自宅でお手軽にキャンプ気分を味わえる屋上は、忙しくてお出かけできないときの気分転換にもぴったりです。
テントやシュラフなどの新しい装備を、実際のキャンプで使う前のテストができるのも良いですね。実際に屋外で使い勝手を試してから本番に臨めるため、アウトドア好きの方はメリットが大きいです。
屋上はお庭より防犯性が高いため、安全にお家キャンプできるのもgood。
・ガーデニングが好きな人
遮るものの少ない屋上は、日向を好む草花の飼育場所にもおすすめです。プランターや鉢植の手軽な緑化から、花壇の本格的なガーデニングにも対応できます。
市街地のお庭だとどうしても日当たりが難しくなりますが、屋上ならたっぷりの自然光で植木やお花を育てることができますね。
・洗濯物が多い人
お子さんが多い家庭やスポーツを趣味に持っている方など、普段の洗濯物が多い方にも屋上はおすすめです。
一般的なバルコニーよりひろびろとして日当たりも良いため、たくさんの洗濯物も気持ち良く乾かすことができます。
■屋上のある新築住宅実例
実際に屋上をつくった新築住宅の写真をピックアップしました。
それぞれ室内外の写真も詳細ページにご用意していますので、気になったお家はそちらもチェックしてみてください。
事例①
大きな屋上スペースは、洗濯物や布団干しから子供の遊び場など多目的に使えるアウトドアリビングに。しっかり立ち上がり壁で囲まれているので、よちよち歩きのお子さんやペットがいても安心です。
通りからは見えずプライバシーも確保されているため、思い切りくつろげる憩いの場所に♪ヨガやダンスなど、屋内だと気を使う運動も気兼ねなく楽しめます。
事例②
シンプルなルーフバルコニースペースは、ライフスタイルの変化にあわせてさまざまな使い方ができます。
テーブルやチェアを置けば、家族の談笑や友人を集めてのBBQなどコミュニケーションスペースに早変わり。眺望が良いので、一日の疲れを癒すリラックスタイムにもピッタリですね。
開放的な視界の屋上ですが、パーテーションでしっかりプライバシーも確保。洗濯物がお外から見えにくいのもgoodポイントです。
【詳細】ダウンリビング・吹き抜けなど、空間やつながりを意識した素敵な住まい
■屋上のある家のデメリットと対策
・雨漏れリスクが上がる
通常の屋根構造とくらべると、屋上バルコニーは排水経路からの雨漏れリスクが増加します。一般的なバルコニーとくらべて面積も大きくなるため、その分雨水が侵入するリスクが増えるのです。
【対策】⇒屋上施工実績の多い施工店を選ぶ
雨漏れリスク対策としては、屋上のある家を多く手掛けているハウスメーカー・工務店を選ぶことが大切です。
それまで蓄積したノウハウがあれば、雨漏れしにくい設計や精度の高い施工で雨漏れリスクを軽減できます。
建てるときに屋上防水工事などのメンテナンス計画も考えてくれるため、将来にわたって大切なマイホームを守ることにつながります。
・下の階が暑くなる
屋上をつくると下の階との屋根裏空間が無くなるため、間接的に太陽光の影響を受けやすくなります。
【対策】⇒断熱性にこだわる
屋上化による室内の暑さは、住まい全体の断熱性にこだわるのが有効的です。
天井の断熱材や施工方法にこだわることで、屋上の熱が室内に伝わりにくくなります。
住まい全体の高断熱化は快適な生活と光熱費の節約にもなるため、ハウスメーカー選びの際の基準として注目しましょう。
■屋上のある家はどこで建てれば良い?
屋上のある戸建て住宅を検討する場合は、必ず施工実績のあるハウスメーカー・工務店に相談しましょう。
上でご紹介したように、屋上のデメリットはしっかり対策すれば問題ありません。しかし施工技術やノウハウの少ない施工店で建てると、対策不足で不満のある間取りになる可能性があります。
特に木造住宅にとっては、雨漏れは絶対に避けたいリスクです。少しの雨水でも、長年染み込むと柱や梁を腐らせて耐震性能を損なってしまいます。
実際に屋上をたくさん手掛けている施工店なら、技術だけでなく使いやすい屋上間取りの提案も期待できます。できるだけ多く屋上の施工実績を持つ会社を選びましょう。
■まとめ:屋上のある家で優雅な生活を送りましょう♪
屋上の間取りは、毎日の生活に彩りを与えてくれる素敵な場所になります。お友達との楽しいおしゃべり、お子さんの遊び場など、多目的に使えて利便性も抜群♪
特に住宅地など、広いお庭の確保が難しいとき検討してみてください。
愛知県内で屋上の家をご検討するなら、私たちアクティエにぜひご相談ください。たくさんの屋上庭園を手掛けた実績をもとに、安全性が高く素敵なレイアウトをご提案します。
岡崎・長久手の展示場には屋上庭園もございますので、実際の雰囲気も体験できます。こちらもお気軽にご活用くださいませ。