最近は一つなぎの広いLDKスタイルが主流ですが、令和時代のライフスタイルにピッタリなじむセカンドリビングの間取りもおすすめです。
在宅ワークや二世帯ライフにも対応しやすく、これからの暮らしにピッタリです。しかし一つの家に二つのリビングをつくるのはハードルが高そうですよね。
そこで今回は、注文住宅に無理なくセカンドリビングをつくるための間取りアイデアをご紹介します。実際の新築セカンドリビング実例も写真付きで解説しますので、間取りづくりの参考にどうぞ。
目次
■令和のライフスタイルになじむセカンドリビング
■セカンドリビングのある素敵な暮らし
■おしゃれなセカンドリビングの新築実例
■セカンドリビングを実現する間取りアイデア
■セカンドリビングづくりの注意点
Contents
■令和のライフスタイルになじむセカンドリビング
家の中にリビングが2つあるのは贅沢なイメージもありますが、現代のライフスタイルにはとてもおすすめ。
特におうち時間が増えている昨今は、家族のプライベートスペース確保に悩んでいる方も少なくありません。広いリビングをつくるのも一つの方法ですが、結局同じ空間なので過ごし方によっては圧迫感を覚えるケースも。
メインとは別のセカンドリビングなら、家族それぞれがストレスなく自分の時間を満喫できます。二世帯住宅を考えている方、これから子育てを控えている方は、ぜひチェックしてみてください。
■セカンドリビングのある素敵な暮らし
実際にリビングが二つある家はなかなかありませんから、どんな暮らしになるのかイメージするのが難しいですよね。
あくまで一例ですが、セカンドリビングの素敵な使い方をいくつか紹介します。
・二世帯で気兼ねなく過ごす
リビングが二つあると、二世帯暮らしでもお互いのライフスタイルを維持して気兼ねなく過ごすことができます。
生活時間帯や食事習慣などが違っても、程よい距離を保って生活できるため、二世帯住宅ではぜひ検討したい間取りです。
・集中できるワークスペース
在宅ワークの機会が増えている令和時代は、リビングを臨時ワークスペースにすることも多いですよね。
家族が生活するリビングスペースで仕事に集中するのは大変ですが、セカンドリビングがあれば集中しやすい臨時書斎として活躍します。
・音量を気にせず映画鑑賞
家族がリビングで別のことをして過ごしていると、音量の大きい映画や音楽鑑賞は少し気を使いますよね。メインと離れた場所にセカンドリビングをつくれば、臨場感のある音量で映画鑑賞を楽しめます。
・子供同士の遊び場として
セカンドリビングなら、お子さんが友達を呼んでもお互いに気兼ねすることがありません。メインの生活空間が散らかることもありませんし、家事や仕事に専念することもできます。
・時間を気にせず友達とおしゃべり
メインリビングに家族が居ても時間や話し声を気にせずおしゃべりを楽しめるのも、セカンドリビングの素敵な使い方♪例えばメインリビングでパートナーが在宅ワークをしていても、気兼ねなく友達を呼んで談笑できます。
■おしゃれなセカンドリビングの新築実例
実際にセカンドリビングのあるおしゃれな新築の間取りをご紹介します。メインリビングとセカンドリビングの使い分けやデザインに注目してみましょう。
住まい全体の写真や詳しいデータも詳細ページにご用意していますので、気になるお家はぜひチェックしてみてください。
事例①
メインリビングは吹き抜けの開放的なLDKレイアウト。
メインと隣接するセカンドリビングは、和室にして異なる過ごし方ができるようになっています。
事例②
大きな吹き抜けのメインリビングは、間仕切り和室もありここでもセカンドリビング的な過ごし方が可能。
屋根裏部屋は、生活空間と離れて映画や音楽を楽しめる隠れ家的なセカンドリビングに。
大きなルーフバルコニーもそなえ、第三のリビング的な過ごし方もできます。
【ダウンリビング・吹き抜けなど、空間やつながりを意識した素敵な住まい】
事例③
リビング階段やスキップフロアと組み合わせた、おしゃれなメインリビング。
階段を上った先は、程よい広さの隠れ家的セカンドリビングになっています。同じ空間の中で視線が交わらないため、それぞれの時間を過ごすことができます。
【モデルハウスのかっこいい自宅でも。ダイナミックな開放感が魅力的なお家。】
■セカンドリビングを実現する間取りアイデア
日本の住宅事情では、一つの家に二つのリビングをつくるのはなかなかハードルが高いものです。
セカンドリビングを実現するための間取りアイデアをピックアップしました。
・ロフト/中二階
フロアの高さを変えるロフトや中二階は、同じ空間内にセカンドリビングをつくりやすい間取りアイデアです。
例えば大きな吹き抜けのリビングにロフトをつくれば、縦の空間を活かして手軽にセカンドリビングをつくれます。階段の踊り場を利用してつくる中二階も、広めのスペースにすれば第二のリビングとして使えます。
壁で区切られていないため音は伝わりますが、音漏れが問題無い使い方ならおすすめの間取りです。
・半地下
ロフトとは逆の発想で、半地下をつくってセカンドリビングにする方法もあります。音漏れの少ない半地下の間取りは、お子さんの遊び場や映画鑑賞など音が出る使い方にピッタリ。映画や音楽の鑑賞スペースにもおすすめです。秘密基地のような雰囲気があり、ワクワクする素敵なセカンドリビングになりますよ♪
延べ床面積に含まれないようにすることもできるため、建ぺい率や容積率が厳しい場合もセカンドリビングをつくりやすいのもメリット。
・ルーフバルコニー
室内に二つリビングを設けるのが難しいなら、屋外につくるのも一つの手です。ルーフバルコニーは見晴らしがよく、外からの目線を上手に遮れば気持ち良いアウトドアリビングになります。
友達を呼んでカフェ気分でお茶をしたり、天気の良い日に仕事をこなしたり、使い方バリエーションも豊富。屋上スペースを使うため、床面積を消費せずつくれるのも大きなメリットです。
・ウッドデッキ
お庭の広さに余裕があるなら、ウッドデッキをアウトドアリビングにするのもおすすめです。ルーフバルコニーのように使うことができるため、素敵なセカンドリビングになりますよ♪
フェンスと組み合わせたり、中庭にしたりすると、プライベート感のある場所に仕上がります。
・リビング間仕切り
リビングをもう一つ作るのではなく、間仕切りでセカンドリビング的な使い方ができるようにするのもおすすめテクニックです。
間仕切りの開閉でさまざまなシーンに対応することができ、広い使い方もできるので無駄がありません。
・和室
多目的に使える和室をセカンドリビングにするのも定番の間取りアイデア。
畳スペースは気軽に横になってお昼寝したり、膝をついて家事をこなしたり利便性が高いお部屋です。座椅子とちゃぶ台で在宅ワークをサッとこなすこともできます。
最近はヘリなし畳や壁紙の仕上げで、洋室にマッチするおしゃれな和室デザインも増えています。
・屋根裏部屋
本来天井で隠れてデッドスペースとなっている屋根裏をセカンドリビングにするのもおすすめ。床面積を消費することなくお部屋をつくれるので、居住スペースを削らなくてもセカンドリビングを実現できます。
生活動線と切り離しやすいため、趣味や仕事に集中するスペースをつくりやすいです。ただし断熱をしっかりしないと、夏場暑くなる点は把握しておきましょう。
■セカンドリビングづくりの注意点
魅力いっぱいのセカンドリビングですが、間取りを考える際の注意点がいくつかあります。しっかり考えないと使いにくいお部屋になってしまうこともありますので、ぜひ覚えておいてください。
・目的や用途を明確化する
セカンドリビングをつくる場合、二つのリビングそれぞれの使い方や過ごし方をハッキリと決めることが大切です。
セカンドリビングの失敗談としてよく耳にするのが、「作ったけど使わなくなってしまった」というパターン。間取りを考えるときに「何に使う部屋なのか」を明確化しないと、物置や空き部屋になるケースが多いです。
「セカンドリビングをつくること」を目的にするのではなく、そこで過ごすライフスタイルをしっかりシミュレーションしましょう。細かく考えてみて必要ないと感じたら、セカンドリビングは間取りから削除する判断も大切。そのぶんメインリビングを広くした方が良い場合もあります。
・動線や位置関係を考える
メインリビングやほかの部屋との位置関係やつながり、全体の動線もしっかり考えるべきポイント。用途と位置関係がちぐはぐだとせっかくのセカンドリビングが使いにくく、暮らしにくい家になってしまいます。
セカンドリビングで洗濯物を畳んだりアイロンをかけたりするなら、ランドリールームや居室への動線が良い場所の方が便利です。趣味の時間を過ごすプライベートスペースにするなら、メインの生活動線から離れた場所につくりましょう。
・収納を考える
セカンドリビングでの過ごし方に合わせた収納を確保しないと、モノがあふれて使いにくい部屋になってしまいます。
お子さんの遊び場にするならおもちゃ収納、ホームシアターにするなら機材やDVDの収納スペースなど、目的に合わせた収納を用意しましょう。
■まとめ:セカンドリビングのある家で家族全員素敵なライフスタイルを♪
ちょっと贅沢なイメージのあるセカンドリビングですが、間取りに工夫すれば十分実現可能です。家族全員が素敵なおうち時間を過ごせるセカンドリビング、ぜひ検討してみて下さい。
過ごし方を家族全員でしっかり話し合い、動線や間取りバランスにも配慮して使いやすい間取りに仕上げましょう。
■愛知県でセカンドリビングのある家ならアクティエにおまかせ
私たちアクティエは、愛知県を中心にお客様のイメージに合わせた自由な住まいづくりをお手伝いしています。細かいご要望にもしっかりお応えいたしますので、セカンドリビングをはじめどんな間取りもご相談ください。
ここではご紹介しきれないたくさんの施工事例も公開していますので、こちらもぜひチェックしてみてください。
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