雰囲気の良い半地下スペース

狭小住宅の狭さを改善するイメージがある半地下の間取りですが、それ以外にもさまざまなメリットと活用方法があります。

今回は実際に半地下をつくったおしゃれな新築住宅をご紹介し、メリットとデメリット、対策もセットで解説します。

 


目次
■令和の家づくりにおすすめの半地下とは
■おしゃれな半地下のある新築実例
■新築戸建てに半地下をつくるメリット
■新築戸建てに半地下をつくるデメリットと対策
■半地下の間取りを活かした人気の使い方


 

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■令和の家づくりにおすすめの半地下とは

半地下の間取り

普通の居室と地下室の特徴を併せ持つ半地下スペースは、現代のライフスタイルにマッチするおすすめの間取りです。

半地下は完全な地下室ほど圧迫感がないため、お子さんの遊び場や書斎などさまざまな用途に使えて大変便利です。生活スペースと程よく距離を取りつつ、家族の息遣いも感じることができる絶妙な空気感が魅力♪

詳しい活用方法は最後にもご紹介しますが、楽器演奏やホームシアターなど日本の住宅事情では難しい楽しみ方もできます。おうち時間が増えている現代、ぜひ新築に半地下の間取りを検討してみてください。

 

■おしゃれな半地下のある新築実例

さっそく実際の新築半地下事例を見ながら、デザインや使い勝手の雰囲気をつかんでみましょう。それぞれの詳細ページには住まい全体の写真とデータも用意しています。

 

事例①

半地下の子供部屋

程よい広さの半地下スペースを、お子さまの秘密基地のように仕上げました。白を基調として可愛らしい壁紙をチョイスしたことで、地下の圧迫感なくワクワクする空間に♪

 

親子で過ごしやすいリビング

写真左のリビングからすぐ見える位置に出入り口があるため、お子さんの様子も分かって安心です。

 

【アイランドキッチンで生活動線がラクラク!過ごしやすい快適住まい】

 

 

事例②

半地下の育児スペース

こちらの住まいは棚板も設置し、お子さんの育児スペースとしても活用できるようになっています。お子さんが成長したら子供部屋にしたり、ご両親の書斎や趣味部屋にしたりするのも良いですね。

 

【収納たっぷりの機能性、展示場仕様の開放的な住まい】

 

 

■新築戸建てに半地下をつくるメリット

新築住宅の平面図

一般的な戸建て住宅では珍しい半地下ですが、いろいろなメリットがある間取りです。

 

・床面積を増やせる

土地が狭く部屋数を確保できないときに床面積を増やせるのは、半地下間取りの大きなメリットといえるでしょう。

本来床下になるデッドスペースを活用することで、無駄のない効率的な間取りづくりができます。条件を満たせば容積率の計算から除外できるため、土地ギリギリまで家を建てても床面積を増やせるケースもあります。

 

・音漏れの少ないスペースになる

ほかの部屋と直接つながる面積が少ない半地下の間取りは、音漏れを気にせず過ごせるのもメリット。お子さんが思い切り遊ぶスペースやホームシアターなど、半地下ならではの間取りも作れます。

地面に囲まれているため、家の外への音漏れも少なくなります。近隣への音漏れを気にしなくて良い間取りは、日本の住宅事情では貴重な一部屋ですね。

 

・温度と湿度が安定する

外気の影響を受けにくい半地下スペースは、一年を通じて温度と湿度の変化が少ないのもメリットの一つです。居住スペースにしても快適ですし、高温で痛む食品や精密機器を保管する場所にも向いています。

 

・地震に強い

地面に半分以上埋まっている半地下は、地震が起きたときの揺れが少ない点も特徴です。ガラスの美術品や精密機械など、倒壊すると破損してしまうアイテムの収納場所にも向いています。防災袋など、いざというときの備えをしまっておくのも安心です。

 
 

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■新築戸建てに半地下をつくるデメリットと対策

半地下スペースから見たリビング

メリットや魅力がたくさんある半地下ですが、戸建て住宅に設ける際はいくつか注意点があります。デメリットにしっかり対策して、失敗や後悔を防ぎましょう。

 

・結露が発生しやすい

水分を含む空気は下にたまりやすいため、住まいで最も低い半地下は結露が発生することがあります。地盤からの浸水を防ぐ防水施工をするため、気密性が高いのも結露の原因となります。

 

【対策】⇒換気設備を設ける

結露を防ぐためには、空気の入り口と出口をつくって入れ替えることが大切です。半地下は窓による換気は難しいため、換気設備を設けて空気を流してあげましょう。居住スペースにする場合は、調湿作用のある建材を使うのも有効な手段です。

 

・コストがかかる

半地下をつくるには地面を掘り下げて基礎をつくり、結露や浸水の対策などをする必要があります。普通の平らな床面とくらべると、建築コストが増加するのは避けられません。

 

【対策】⇒地盤改良の必要が無い土地を選ぶ

半地下のコスト対策としては、なるべく余計な費用が掛からない土地を選ぶ方法が有効です。

例えば軟弱地盤の場合は地盤改良が必要になるため、100万円単位のコストが余計にかかる可能性があります。最初から半地下をつくるつもりで土地を調査すれば、余計な費用を抑えることができます。

私たちアクティエは多くの半地下を手掛けてきた経験を活かし、土地選びもアドバイスさせていただきます。ぜひお気軽にご相談ください。

 

・浸水しやすい

半地下は地面より深い場所にあるため、ゲリラ豪雨や台風など降水量が多いときに浸水するリスクがあります。床上浸水など直接的な水害がなくても、地中に染み込んだ地下水が浸水してしまうケースもゼロではありません。

 

【対策】⇒施工店の実績を確認する

半地下の浸水を防ぐためには、事前の地質調査と確実な防水工事が欠かせません。施工店の経験と技術力が必要になりますので、必ず半地下をつくった実績を持つ会社を選びましょう。

半地下の実績を多く持っている会社は、施工のノウハウと技術力が期待できます。施工実例で半地下の家を公開している場合は、少なくともその家に浸水トラブルがないということも分かります。半地下を検討するなら、必ず設計を依頼するハウスメーカーや工務店の事例を確認しましょう。

 

 

■半地下の間取りを活かした人気の使い方

一般的な間取りとは違う特性の半地下スペースは、さまざまな活用方法があります。あくまで一例ですが、人気の使い方をご紹介します。

 

・オーディオルーム/ホームシアター

音漏れが少ない半地下なら、音量を気にせず好きな音楽や映画を楽しめます。スピーカーだけでなくお部屋の吸音材などにもこだわり、理想の音響環境をつくるのも夢がありますね。

お気に入りのオーディオやホームシアターの性能を発揮できるのは、映画・音楽ファンにとって夢のひとときですよね♪

 

・楽器演奏スペース

音楽を鑑賞するだけでなく、ピアノやギターといった楽器演奏を楽しみやすいのも半地下の間取りならでは。自宅で好きなときに楽器を鳴らせるお部屋は、日本の住宅事情においては大変貴重です。

毎日練習すれば、上達も早くなってより演奏を楽しめるかもしれません♪お子さんの習い事や吹奏楽部などの自主練習にもピッタリです。

 

・子供の遊び場

お子さんが思い切り遊んだり叫んだりしても声が漏れにくい半地下の間取りは、気兼ねなく遊べる子供スペースとしても人気。積み木などのおもちゃを床に落としても振動が伝わらないため、お子さんが遊んでいてもほかのお部屋でゆったりくつろぎやすいです。

天井を低く作る半地下スペースは、秘密基地のようなワクワク感がありお子さんが気に入りやすいのもgood。

 

・ワインセラー

大気の影響を受けにくく温度が一定な半地下スペースは、自宅ワインセラーとして活用する方も多いです。冬暖かく夏は涼しい半地下は、温度変化を嫌うワインの保管場所にピッタリ。常温保存の食糧や漬物の保管スペースにも向いています。

 

■まとめ マイホームに素敵な半地下をプラスしてみませんか?

明るい半地下スペース

床面積の確保が難しい日本の住宅事情にマッチする半地下の間取り。子育てから楽器・映画などの趣味まで多目的に使える便利なスペースです。お家で過ごす時間が増えている現代にとてもおすすめですので、これからマイホームを建てるならぜひ有効活用してみてください。

 

■愛知県で半地下の間取りを体感できるモデルハウス

アクティエでは実際に半地下の間取りを体感して頂けるよう、愛知県内に4カ所のモデルハウスをご用意しています。半地下以外にもたくさんのおしゃれで便利な間取りアイデアを盛り込んでいますので、ぜひ住まいづくりにお役立てください。住まいに関するギモンやお悩みなどもその場でご相談いただけます。お出かけのついでにもお気軽にどうぞ。お待ちしております。

 

【モデルハウス情報】

 

 

【施工事例一覧】

 

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