一戸建ての屋上庭園で優雅なひととき…あこがれますよね。おうちで過ごす時間を見直す方が増えている昨今、自宅内のアウトドアリビングになる屋上庭園はとてもおすすめの間取りです。しかし、費用やメンテナンスのことを考えると、ハードルが高いと感じる方も多いようです。
今回は戸建て新築に屋上庭園をつくるメリットとデメリットを両方チェックしてみましょう。愛知県でおしゃれな屋上庭園のある新築実例も紹介します。興味がある方は、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
■コロナ過のおうち時間を彩る屋上庭園
■【愛知版】おしゃれな屋上庭園建築実例集
■屋上庭園のメリット
■屋上庭園のデメリットと対策
■屋上庭園でおすすめのライフスタイル
Contents
■コロナ過のおうち時間を彩る屋上庭園
2020年は新型コロナウイルスの流行によって外出する機会が減り、おうちで過ごす時間が増えた方も多いのではないでしょうか。これをきっかけに、自宅で過ごす時間について考え直し、住まい探しに取り組み始めた方も少なくありません。
これかの社会では、リモートワークや遠隔授業などおうちで過ごす時間が増えると予想されています。これから新築を建てるなら、アウトドアリビングとして素敵な時間を過ごせる屋上庭園を検討してみませんか?
■【愛知版】おしゃれな屋上庭園建築実例集
事例①
外観からは見えない位置にプライベートな屋上庭園を設置した事例です。
ひろびろした屋上スペースには、タープを設置することで暑い夏も日差しを遮ってくつろげます。お子さまのプール遊びや、リゾート気分でのリフレッシュタイムなど、多目的に過ごせるアウトドアリビングです。外から見えないので、洗濯物を干すときに気にならない点もメリットですね。
事例②
お庭の確保が難しい住宅地の中でも、屋上庭園はプライベートなリラックススペースとして活躍します。
立ち上がりの壁は周囲からの視線を遮り、住宅地の景観を隠して空を大きく見せてくれます。おしゃれなスポットライトも設置して、夕方から夜にかけてキレイな空模様を眺めながら過ごすのも素敵ですね。一人になりたいとき、家族と語らいたいとき、さまざまなシーンで活躍するおしゃれな空間になっています。
【プライバシーにも配慮された住宅地の新たなランドマークとなるデザイン住宅】
■屋上庭園のメリット
高級感やあこがれを持つ方も多い屋上庭園ですが、実際に住んだことが無いと具体的なメリットは分かりませんよね。おしゃれなだけではない、素敵なメリットをピックアップしてご紹介します。
・周囲の視線が少なくリラックス
2階建て以上の戸建て住宅に屋上庭園を造ると、ほとんどの場合周囲の建物より高い位置になります。近隣住宅の目線がないプライベートスペースになるため、お庭やリビングよりくつろげる場合も。天気の良い休日にくつろいで過ごしたり、ダンスの練習など人目を避けたい趣味に励んだり、屋上庭園ならではの過ごし方ができるのは大きな魅力です。
・安全な遊び場にできる
クローズドな空間である屋上は、小さなお子さんやワンちゃんなどが安全に遊ぶ良いスポットになります。お庭やお家の前だと、ボールを追いかけて飛び出したり、知らない人について行ったりと心配が絶えませんよね。屋上庭園ならしっかりフェンスを設置しておけば、事故や迷子になってしまう心配がありません。お子さんが小さいときも、安心してのびのび遊ばせてあげることができます。
・土地面積を消費せず庭をつくれる
ガーデニングやデッキをつくるためのお庭を確保しようと思うと、面積と建蔽率に余裕がある土地を探さなければいけません。しかし、特に市街地では土地のサイズはある程度規格化されていて、広いお庭をつくるのが難しいケースが多いです。屋上庭園なら土地の面積を使わず広いお庭を作れるため、一般的な広さの土地でも問題ありません。土地の価格によっては屋上庭園を造るコストと相殺できるケースもありますし、土地の選択肢が広がるのも大きなメリット。
・固定資産税がかからない
広い土地を購入して庭をつくるとその分固定資産税が上がってしまいますが、屋上庭園はかからないためランニングコストを抑えられるのもメリット。固定資産税は毎年払うものですから、一回の額は少なくても長年暮らすと大きな差額が発生するケースもあります。屋上を庭園化する施工費をかけても、長い目で見るとオトクになるケースも少なくありません。
・住まいの省エネ化につながる
屋上庭園に緑を配置すると、夏の日差しを遮って表面温度を下げることで全体の省エネ化につながるのも大きなメリットです。夏の日差しを直接受けた屋根材は60~70℃に達することも多く、熱エネルギーが伝わって二階の室温を上げてしまいます。草や木を配置すると屋上の表面温度を下げてくれるため、結果的に室温が上がらずエアコンパワーを節約できます。
■屋上庭園のデメリットと対策
一般的な屋根ではなく屋上構造にすることで発生するリスクやデメリットも存在します。対策とセットで考えることで、後悔や失敗を防ぎましょう。
・雨漏れリスクが増える
勾配があり雨が流れやすい屋根構造と比べて、平らな屋上構造は雨が溜まったり漏れたりといったリスクが増加するのは避けられません。特に日本の新築の多くを占める木造住宅では雨漏れ発生時の被害が大きくなるため、心配する声も少なくないようです。
【対策】⇒施工実績を持つハウスメーカーを選ぶ
将来の雨漏れリスクを下げるために、必ず屋上庭園の施工実績を持つ施工店で建てるようにしましょう。屋上庭園の雨漏れの原因として多いのは、不慣れな施工店による設計ミスや施工不良です。詰まりにくい排水溝の位置や構造、耐久性の高い防水施工などは、実際の施工経験がないと分かりません。会社の規模に関わらず、実際の施工実例を持っているハウスメーカーや工務店を選びましょう。
・コストがかかる
屋根部分を屋上にすると、材料費や防水工事などの初期コストがかかります。目隠しフェンスの設置や緑化などこだわりを盛り込むと、さらにコストがかかるケースも。「屋上庭園は高いのでぜいたく」というイメージをお持ちの方も少なくありません。
【対策】⇒長期的な視点で検討する
メリットの点でもご紹介しましたが、屋上庭園には節税や省エネといった効果もあるため、長期的な視点で検討するのがおすすめです。初期費用が掛かることは避けられませんが、例えば10年暮らしたときの電気代や固定資産税を考えるとオトクになるケースも少なくありません。
■屋上庭園でおすすめのライフスタイル
普通の間取りではできない、屋上庭園ならではの素敵な過ごし方をご紹介します。屋上庭園が気になっている方は、ご自身のライフスタイルと照らし合わせて考えてみてください。
・プライベートなアウトドアリビング
周囲からの目線がない屋上庭園は、屋内からも切り離されたプライベートスペースにもおすすめ。家族が居る家の中で一人の時間を楽しむのはなかなか難しいですが、アウトドアリビングはリラックスできる一人のスペースになります。在宅ワーク中のリフレッシュタイムや就寝前のひとときなど、日常を離れてリフレッシュできる素敵な場所になるでしょう。
・友達を呼んでBBQ
お庭でのBBQはしゃべり声やニオイの問題があり、ご近所が近いと開催するのが難しいケースも多いですよね。高い位置にある屋上庭園なら、ケムリやニオイが直接お隣に行くことが少ないため、友達や親戚を集めてのBBQも気兼ねなく楽しめます。
・自由に遊べるドッグラン
郊外の大きな土地でもない限り、ワンちゃんを思い切り走らせるお庭をつくるのは難しいですよね。プライベート空間で道路への飛び出しの心配もない屋上庭園なら、自由なドッグランとしてワンちゃんを遊ばせることができます。お家の中だけでは運動不足になりやすいワンちゃんと、思い切り遊んであげましょう。
・親子で天体観測
さえぎる物のない屋上からは空が広くみえるため、自宅本格的な天体観測を楽しめます。夏休みの自由研究に、親子で天体観測に取り組んでみるのはいかがでしょう。望遠鏡を使った本格的な天体観測から、寝転んで大きな夜空を眺める気軽な楽しみ方までさまざまなシーンにおすすめです。
・いつでも気軽におうちキャンプ
お家で気軽にキャンプを楽しむライフスタイルも増えてきていますが、お庭にテントを張るのはちょっとご近所の目が気になりますよね。自宅の前とはいえ、知らない人が入れる場所で眠るのも少し怖いです。
屋上庭園は周囲の目線が気にならず、安全性の問題もクリアした状態でお家キャンプを楽しめます。キャンプ場に行く前の予行演習や、スケジュールの関係で山に行けないときの楽しみなどにおすすめ。
■まとめ:愛知県の屋上庭園はアクティエにお任せください
メリットたくさんの屋上庭園は、経験豊富な施工店と一緒にしっかり検討することが大切です。ライフスタイルに合わせたカスタマイズと雨漏れリスクを回避する設計で、理想のプライベートスペースを目指しましょう。
アクティエはお施主様の思いに細かく応える住まいづくりで、多くの屋上庭園づくりをお手伝いしてきました。愛知県内で一戸建ての屋上庭園を検討するなら、ぜひどんなこともご相談ください。土地探しから全体間取りとのバランスづくりまで、しっかりアドバイスさせていただきます。オンライン相談も受け付けておりますので、ちょっと気になる方もお気軽にどうぞ。
愛知県内の大府・長久手・岡崎には実際の間取りを体感いただける自社モデルハウスもご用意しています。岡崎展示場・長久手展示場は屋上庭園の間取りもご覧いただけます。ぜひ遊びがてらご来場ください。