フランスやスペインのデザインを採り入れた、リゾート感漂う南欧風の家は注文住宅でも人気の一つ。お庭や玄関回りまで統一した爽やかなデザインは、時代の流行に流されず長く愛せる建築様式です。
今回は愛知県のおしゃれな南欧風新築住宅事例をピックアップし、内装・外観の作り方をご紹介します。外構とのトータルコーディネートも含め、おしゃれに仕上げるコツも解説しますので、リゾートデザインが好みの方はぜひチェックしてください。
目次
■南欧風の家とはどんなデザイン?
■愛知県のおしゃれな南欧風の新築事例
■【外構・外観編】おしゃれな南欧風住宅の作り方
■【内装編】おしゃれな南欧風住宅の作り方
■南欧風住宅でおすすめの間取り
Contents
■南欧風の家とはどんなデザイン?
地中海に面したギリシャ・スペイン・南フランス・イギリスをまとめて南欧と呼びます。温暖な気候でリゾート地が多い南欧地域の建築デザインを採り入れたのが南欧風住宅。オレンジの明るい瓦屋根に白い外壁の組み合わせは日本の住宅地とも相性が良く、定番の人気テイストとなっています。レンガや石材のアプローチとの組み合わせも人気で、ナチュラルテイストが好みの方にもおすすめ。色鮮やかなお花やリゾート感のあるシンボルツリーを植えて、さわやかな外観に仕上げるのにも向いています。
南欧地域で数百年にわたって洗練されてきたデザインのため、長く暮らしても飽きにくいのも特徴。住宅寿命が伸びている現代にもピッタリのテイストです。
■愛知県のおしゃれな南欧風の新築事例
つづいて、実際に南欧デザインを採り入れた新築事例の写真を見ながら、どんなデザインなのかつかんでいきましょう。
事例①
優しいベージュの外壁と小窓の組み合わせがおしゃれな外観は、主張が強すぎないため周囲の街並みとの違和感がありません。玄関・門塀・土間コンクリートに曲線デザインを程よく盛り込み、暖かみと優しい印象を演出しています。
玄関アプローチは塗り壁や石材、レンガを組み合わせたナチュラルテイスト。自然素材と緑を盛り込んだ外構ともマッチしています。手作業で仕上げる乱形石の床は、一枚ごとに違う表情があるオリジナルデザインで満足感が高い仕上げです。
内装もホワイトをベースにしたリゾート感のある仕上げで、アイアン手すりなど南欧ならではのおしゃれなアクセントも。
プライバシーを確保したルーフバルコニーは、夏の日差しを楽しむプライベートスペースとして大活躍。普段のリフレッシュやお家キャンプなど、さまざまな楽しみ方ができる間取りです。
事例②
シンプルな中に可愛らしさもある南欧風の外観は、圧迫感がなく自然に街に溶け込むのが特徴。ご近所の目を気にせず選びやすい点も魅力の一つですね。
ヨーロッパのリゾートホテルをイメージした内装は、シンプルながら照明や素材にこだわり毎日の暮らしを楽しくしてくれるデザインに仕上がっています。家族と団らんするリラックスタイムや、お友達を呼んでのティータイムなども楽しめそう。
トイレや洗面など表から見えない部分にもこだわることが、満足度の高い住まいづくりにつながります。南欧風の家を建てるなら、家全体にこだわって非日常感のある素敵なマイホームを目指してみましょう。
■【外構・外観編】おしゃれな南欧風住宅の作り方
誰からも見える外回りは、住まいづくりでも重要なポイント。外壁屋根から外構までトータルでこだわり、おしゃれな南欧デザインを目指しましょう。
・屋根
南欧住宅の大きな特徴となっている屋根は、オレンジや赤色の瓦をチョイスするのが基本。屋根の形はスタイリッシュな片流れより、切り妻や寄棟などの三角屋根の方がマッチします。玄関や表側からよく見える屋根の配置にしてあげると、ぐっとリゾート感が出ておしゃれな外観に仕上げやすいです。
・外壁
外壁は白やベージュ、オレンジなどの明るいカラーで統一するのが基本デザイン。ブラウン系やオレンジ系のアクセントカラーもアリですが、外壁は単色の方が南欧感は強くなります。石材やレンガなどのアクセントを使うときは、ワンポイントにとどめるとさりげなくおしゃれに仕上がるでしょう。
・窓
夏の日差しが強い南欧では、小さな窓をいくつか配置して採光を確保するのが基本デザイン。リビングなどの掃き出し窓を除いて、玄関など表から見える場所は小窓をうまく並べておしゃれに仕上げましょう。縦長・正方形など窓のサイズや数で印象が大きく変わりますので、いろいろなパターンを試してしっくりくる配置を見つけるのがおすすめです。
・外構
南欧風の外構はスタイリッシュなアルミ製品を避け、石材・レンガ・鉄などのナチュラルテイストで仕上げるのがおしゃれです。ビンテージ感のある枕木も、ナチュラルな外観とよくマッチする定番アイテム。屋根のオレンジとあわせて、タイルやレンガも明るいオレンジカラーを組み合わせるとおしゃれです。
自然素材を多用したナチュラル外構は、シンボルツリーや下草などのグリーンも良く映えるのでおすすめ。明るいカラーで樹高があまり高くない、リゾート感のある種類を選ぶとさわやかに仕上がります。色とりどりのお花もおしゃれですので、土の部分を作って花だんにするのも良いですね♪
■【内装編】おしゃれな南欧風住宅の作り方
毎日目にする内装も、南欧風住宅ならではのデザインのコツがあります。基本を抑えて、素敵なお部屋を目指しましょう。
・天井/壁
内装で一番面積が大きい天井と壁は、外壁と同じようにホワイトやベージュで統一するのが南欧デザインの基本。おしゃれなアクセントはこの後ご説明する装飾を効果的に使い、ベースはシンプルにすると上品に仕上がります。明るいベースカラーが映えるように、自然光をたっぷり確保してさわやかな空間を目指しましょう。
・床
大きな面積を占める床面も、ナチュラルカラーやホワイトなど明るい色をチョイスするのがおしゃれに仕上げるコツです。フローリングだけでなくタイルや大理石調など、好みに合わせてチョイスしてみましょう。木目が見える無垢フローリングでナチュラルに仕上げたり、美しい大理石調フロアでホテルライクに仕上げたり、デザインを大きく変えられます。
・タイル・アイアン・石材・無垢材
内装のベースはシンプルにして、南欧デザインを感じられるアクセントを効果的に盛り込むのも大切なテクニック。
明るい色合いのテラコッタ調タイルは、南欧の家で多用される定番素材です。玄関だけでなく、リビングやキッチンなどいろいろな場所に活用するのもおしゃれ。ビンテージ感のあるダークカラーの無垢材をアクセントにするのもおすすめ。梁や柱、建具など、複数の場所を同じ素材・カラーで統一するとグッとおしゃれ度がアップしますよ。
豪華な装飾のアイアンアイテムも、南欧風の家を彩ってくれます。「ちょっとシンプル過ぎるかな」と感じる部分のちょい足しテクニックとしてもおすすめ。
上手に使うとより南欧デザインを感じる内装に仕上がりますので、効果的に採り入れてみてください。
■南欧風住宅でおすすめの間取り
リゾート風の南欧風住宅と相性が良く、人気の間取りをピックアップしました。
・大きなLDK
明るくさわやかなイメージの南欧風住宅は、一つなぎの大きなLDK空間との相性が抜群。床面積が増えて解放感が出て、窓の数も増えるため明るく過ごしやすいおしゃれな空間になりますよ♪南ヨーロッパでは週末になると友人や親戚を呼んでパーティーをするのが定番のライフスタイル。大きなLDKでパーティーを楽しむ、素敵なライフスタイルも採り入れてみてはいかがでしょう?
・アール開口
しっくい塗りの外壁仕上げが基本となる南欧風の家では、優しくおしゃれな印象が出るアール開口も定番のデザインテクニック。サイディング仕上げが基本となる日本の住宅では、あまり見られない仕上げです。主張が強すぎず程よいアクセントとなるため、素朴な南欧風住宅との相性もばっちり。玄関やバルコニーなど、住まいの顔となる部分に積極的に使ってみましょう。内装に使うのもオシャレですよ♪
・リビング階段
家族や友人とのコミュニケーションを重視する南欧地域の住宅は、一般的な廊下+階段よりリビング階段の間取りが似合います。家族のコミュニケーションが増えるリビング階段の間取りは、日本の住宅でも採用例が増えてきています。
廊下を省略できるので、リビングをより広く設定できるのもリビング階段のメリット。さわやかな南欧風デザインとの相性も抜群です。
・吹き抜け
天井高さアップで大きな解放感を得られる吹き抜けも、南欧デザインとの相性が良い人気の間取りです。高い位置に窓を配置することでたくさんの自然光が入り、より明るくさわやかな空間になるのも大きなメリット。一昔前は「吹き抜けは寒い」とよく言われていましたが、断熱性能がアップした現代の住まいでは大きなデメリットにはなりません。
■まとめ:愛知県の南欧風住宅はアクティエにおまかせください
ナチュラルで上品な南欧風の家は日本でも人気の住宅デザインですが、センス良く仕上げるには施工店のアドバイスも大切です。必ず南欧デザインの施工実績を持つ会社を選び、内装・外観・外構を含めたトータルコーディネートでおしゃれに仕上げましょう。
アクティエは優しい南欧デザインを採り入れたラインナップ「Natural Style」をご用意し、理想の南欧風家づくりをお手伝いします。細かな部分までこだわり、世界に一つだけのオリジナル南欧風マイホームを手に入れましょう。
愛知県内の長久手・大府・岡崎には、南欧デザインを含めた複数のテイストをご体感できる自社モデルハウスもご用意しています。住宅デザインに絶対の正解はありませんから、複数のテイストを見くらべながら理想の住まいをイメージしていきましょう。お気軽に遊びにご来場ください。