理想のマイホームを考えたとき、読書や趣味に没頭できる趣味の部屋を検討する方は多いのではないでしょうか。大きな土地の確保が難しい日本の住宅事情では趣味部屋のある家は少ないですが、せっかく建てるならぜひ叶えてみたいですよね。
そこで今回は、おしゃれな趣味部屋の建築実例をもとに、趣味スペースを作るメリットや考え方をご紹介します。理想の住まいづくりで夢をかなえたい方は、ぜひチェックしてみてください。
目次
■オンライン化で趣味の部屋の需要が増加
■趣味の部屋がある新築実例
■【趣味別】間取りの考え方
■趣味の部屋をつくるメリット
Contents
■オンライン化で趣味の部屋の需要が増加
最近はインターネットブログや動画サイトなどを使った趣味系の情報発信が多く、余暇の過ごし方が多用化しつつあります。ビデオ通話を使ったオンラインレッスンや、楽器演奏のセッションといった取り組みも増えていて、自宅に居ながら本格的な趣味を始めることもできる環境です。インターネットの普及で、趣味に使う道具の情報の入手や購入もハードルが下がっていて、プロレベルの環境を整えることも難しくありません。
こうした背景もあり、自宅で趣味に打ち込むためのスペースの需要が増えています。休日や仕事終わりに好きなことに打ち込みリフレッシュできるよう、趣味スペースを検討してみてはいかがでしょうか?
■趣味の部屋がある新築実例
さまざまな趣味に打ち込めるスペースを備えた新築住宅の実例写真をご紹介します。それぞれの物件の詳細ページもチェックしてみてくださいね。
小屋裏スペースを活用した趣味スペースは、映画や音楽鑑賞、趣味道具の整備など自由に使える秘密基地のような仕上がり。少し低めの天井高さも、隠れ家感がアップして趣味に集中できそうですね。デッドスペースを活用すれば、他の間取りを圧迫せず趣味部屋を設けることができます。
【詳細】ダウンリビング・吹き抜けなど、空間やつながりを意識した素敵な住まい
階段途中の中二階スペースをうまく活用した趣味スペースです。個室の設置が難しい場合も、リビングや居室と高さを変えてあげると趣味に打ち込めるスペースを作ることができます。
キャンプやバーベキューなどアウトドア系の趣味なら、お庭で楽しめるウッドデッキも趣味スペースとして活用できます。春や秋など気候が良い時期は、お家キャンプを楽しむこともできますね。
大きなルーフバルコニーも、毎日の洗濯を干すスペースのほか、読書や楽器演奏などさまざまな趣味を楽しめそう。
リビング階段を登った先は、オープンタイプながら静かに集中しやすい趣味スペースに。リビングとつながっているため、それぞれの時間を過ごしながらもお互いの様子が分かります。
【詳細】モデルハウスのかっこいい自宅でも。ダイナミックな開放感が魅力的なお家。
たっぷりの光が差し込む個室の趣味スペースは、屋内作業も気持ちよくこなせる空間に仕上げています。奥行のあるスペースに棚を設けることで、本や道具を置いても乱雑な印象が出にくいのも間取りの工夫です。
【詳細】奥行きのある空間と窓から差し込む光が開放感を演出。まるで別荘のように洗練された空間の住まい。
リビング階段の踊り場部分に設けたデスクスペースには、吹き抜けの高い位置からたっぷり自然光が入ります。気持ちよく過ごせる趣味スペースになり、リビングも明るくなるため一石二鳥。廊下や踊り場などの共有スペースをうまく使うと、床面積を犠牲にすることなく趣味スペースを設けられます。
リビングから直接出られるサンルームは、コンクリート土間にしたことで様々な趣味スペースとして活用できる場所に。ロードバイクやお花を雨風から守り、寒さに弱い観葉植物の避難スペースにもなります。室内と室外をつなぐスペースになり、さまざまな趣味に使えるお部屋に仕上がっています。
■【趣味別】間取りの考え方
続いて、自宅で取り組む方が多い趣味をいくつかピックアップして、間取りの作り方を考えてみましょう。
・自転車
体力づくりにもなるロードバイクやマウンテンバイクといった自転車系の趣味も人気の一つ。趣味用の自転車は一般的なシティサイクルと違い高価で盗難に遭いやすいため、玄関やビルトインガレージなど屋内にスペースを設けたいところです。コンクリートやタイルのスペースなら、外から乗り入れてそのまま洗車や整備もできるマイガレージに。
自転車系の趣味は大人から子供まで楽しめるため、お子さんやご夫婦が興味を持つこともあるでしょう。ちょっと広めのスペースを設けておくと、増車したときに備えることができます。
・楽器/音楽鑑賞
自宅でギターやピアノを演奏したり、好きなアーティストの作品を鑑賞したりするのも自宅趣味の代表格。楽器やオーディオの性能によっては大きな音が出ますので、防音環境にはこだわりたいところです。
お部屋自体の防音性能を高めておけば、仕事終わりなどで家族がリラックスしているときも演奏や音楽を楽しむことができます。本格的な防音室でなくても、寝室やリビングなど他の部屋と話しておくだけでも防音効果が期待できます。より大きな音量や音質にこだわるなら、本格的な防音室も検討しましょう。
・プラモデル/アート創作/読書
読書やプラモデル製作など室内で行う趣味はリビングや居室でも可能ですが、専用の部屋ならさらに没頭することができます。集中力が求められる作業は、広いスペースではなくあえてコンパクトなスペースにするのもおすすめ。本棚や製作物をディスプレイできる棚を作れば、さらに趣味に没頭できるスペースになるでしょう。
・キャンプ
キャンプ場で汚れたテントや寝袋といった道具の整備は、ルーフバルコニーやウッドデッキなど外環境のスペースがあると便利です。スケジュールの都合でキャンプに出かけられないときも、お家にテントを張ってキャンプ気分を楽しめるのもいいですね。お出かけできない週末は、ちょっと変わった自宅の過ごし方をしてみてはいかがでしょうか。
アクティエは屋上庭園やルーフバルコニーのある自由な住まいづくりを得意としています。アウトドア派の方はぜひ検討してみてくださいね。
■趣味の部屋をつくるメリット
リビングや玄関のように必ず必要となる間取りと比べると、趣味の部屋の優先度は決して高くありません。しかし、あえて趣味スペースを設けることには、たくさんの魅力やメリットがあります。
・ストレス発散
仕事や日々の生活による疲れやストレスを発散できるスペースが自宅にあるのは大きなメリットといえます。仕事がハードでストレスが溜まっている日も、寝るまでに好きなことでリフレッシュすれば新たな気持ちで翌日を迎えられます。移動や準備があると仕事の合間に趣味をするのは大変ですが、自宅の一室ならいつでも取り組みやすいですよね。
・趣味により集中できる
読書や楽器演奏といった比較的場所を取らない趣味はリビングや寝室でも取り組めますが、趣味専用のスペースがあるとテンションが上がってより集中できます。普段の生活スペースと切り離した空間なら、気持ちを趣味モードに切り替えることができます。趣味に使うアイテムをビシッとそろえてすぐ取り出せる状態にしておけば、準備や片付けにかかる時間を節約してさらに集中しやすいでしょう。
・お出かけできない休日を楽しめる
自宅に好きなことを楽しめるスペースがあると、悪天候でお出かけできない日も退屈することがありません。自転車やキャンプなど屋外で楽しむ趣味も、整備スペースがあれば次の休日に備えて計画を立てることができます。せっかくのお休みを時間つぶしに費やすのではなく、ポジティブに活きた時間にできるのは大きなメリットです。
・在宅ワークスペースとしても活躍
趣味に集中できる環境は、そのまま仕事スペースとしても活用しやすい部屋になります。テレワーク化が進む現代では、在宅勤務をこなすワークスペースとしても活躍します。WEB会議でリビングやキッチンの生活感が映り込まないのもGoodポイントです。スポット的に在宅勤務の日がある方や、これから在宅勤務が増える可能性がある方はメリットが大きいためぜひ検討してみましょう。
■まとめ:おしゃれな趣味部屋で理想のマイホームを
生活と直結しない趣味のお部屋は、あこがれのライフスタイルや夢をかなえるならぜひ検討したい間取りです。好きなことに打ち込める空間をつくって、毎日の生活やお仕事とメリハリをつけて素敵な時間を過ごしましょう。
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