「家族みんなが快適に暮らせる家を建てたいけど、どんな家が住みやすいのかわからない…」とお考えの方も多いと思います。
注文住宅は自由度の高さが魅力ですが、実際に住んでみたら「冬になると家が寒くてつらい」「家事動線をしっかり考えておけばよかった」など後悔の声も少なくありません。
家を建ててから後悔しないためにも、住みやすい家について考えることが大切です。
今回は、住みやすい家の特徴、間取りの事例などを紹介します。
住みやすい家を建てたい方は、参考にしてください。
- 住みやすい家の特徴を見ていきましょう。
- 住みやすい家の間取りの事例を紹介します。
- 住みやすい家を建てるためのコツを解説します。
Contents
施工事例
住みやすい家とは?9つの特徴を紹介
住みやすい家の特徴を解説します。
外観、内装デザインが優れている
見た目がきれいな住まいは日々の暮らしに満足感を与え、長く快適に過ごせる住環境を実現できます。
外観・内装のポイントは以下のとおりです。
【外観のポイント】
・質感のある素材を選ぶ(珪藻土・タイルなど)
・屋根と外壁の色のバランスを考える
【内装のポイント】
・床・壁などの色・素材を統一し、調和のある空間にする
・間接照明・ダウンライトなどを活用して明るい空間を演出する
統一感のあるデザイン・バランスのとれた色使いなどにすると、優れたデザインを楽しみながら生活できます。
断熱性、気密性に優れて温熱環境が整っている
断熱性・気密性が優れた家は外気の影響を受けにくく、年間を通じて快適な温熱環境を維持しやすくなります。
断熱性が高いと冬の寒さ・夏の暑さを和らげ、冷暖房の効率も上がります。
気密性が高いとすきま風の影響を受けにくく、室温が安定しやすくなります。
一年を通して快適に過ごせるだけでなく、冷暖房の使用頻度が減ることで光熱費の節約にもつながります。
【関連コラム】:令和時代の高気密・高断熱を見直そう~お得な高効率住宅を建てるべき3つの理由
家事動線、生活動線が整えられている
家事動線・生活動線が整っている家は移動の負担が少なく、効率的に生活しやすくなります。
たとえば、キッチンと洗面所が近いと、料理をしながら洗濯がしやすくなり便利です。
洗濯機置き場と物干し場までの距離が短いと、洗濯物を干す手間が軽減されます。
このように、家事動線・生活動線を整えることで、住みやすい住環境を実現できます。
採光、通風に配慮されて衛生的な空間になっている
採光をうまく取り入れた家は、明るく快適な空間になります。
風通しのよい家は湿気がこもりにくく、カビ・ダニの発生を抑える効果が期待できます。
採光・通風を確保する方法は、以下のとおりです。
【採光の確保】
・大きな窓を設置する(掃き出し窓・腰高窓など)
・南向きの窓を設置する
【通風の確保】
・吹き抜けを作る
・縦すべり窓・ルーバー窓などを設置する
採光・通風に配慮し、衛生的かつ快適な住環境にしましょう。
収納が充実し、大型小型の収納が分散されている
収納が適切に配置されている家は、生活空間がスッキリと保たれます。
大型の収納はウォークインクローゼット・パントリーなどがあり、衣類・食品の保管などがしやすくなり便利です。
小型の収納は、玄関のシューズボックス・デスク周りの壁面収納などを設置すると、日常的に使う物を整理しやすくなります。
こうした工夫により、整理整頓された快適な住環境を実現できます。
【関連コラム】:新築住宅の収納計画でおすすめの方法|失敗しないアイデア
食洗機や乾燥機など必要十分な設備がある
必要十分な設備があると、家事の負担を軽減できます。
たとえば、食洗機があると手洗いと比べて効率よく食器を洗うことができ、時間と水の節約につながります。
乾燥機があると天候に左右されずに洗濯物を乾かせるため、花粉・梅雨の時期にも便利です。
必要な設備を見極めて適切に導入することで、利便性が高まり日々の暮らしが快適になります。
老後などライフステージの変化に対応できる
長く住み続けるためには、家がライフステージの変化に対応できる設計になっていることが重要です。
高齢になってライフステージが変わると、生活スタイル・身体の状態も変化し、住まいに求める条件が変わるからです。
たとえば「段差を少なくする」「手すりを設置する」などのバリアフリー設計にすることで、老後の生活の安全性を高められます。
また、廊下・ドアの幅を広めに設計しておくと、将来的に車いすを使用する場合でも移動しやすくなり便利です。
将来の変化を見据えた家作りによって、長く安心して暮らせる住まいを実現できます。
家族ごとに複数の居場所がある
家族ごとに複数の居場所があると、家族それぞれがプライベートの時間を快適に過ごしやすくなります。
たとえば、書斎・ワークスペースがあると、仕事・勉強に集中しやすい環境が整い快適です。
また、趣味の部屋・くつろげるスペースなどがあると、家族それぞれの時間を大切にできます。
家族のプライバシーを大切にしつつ個々の時間も確保できる住環境は、住みやすさにつながります。
使いやすい外部空間がある
庭・バルコニーなどの外部空間が整っていると、生活の幅が広がりより快適な住環境を作れます。
たとえば、庭は家庭菜園・遊び場として活用可能です。
バルコニーは広めに設計されていると、洗濯物を干すだけでなく休憩スペースとしても役立ちます。
また、ウッドデッキを設置すると、屋外でくつろぐスペースとして使用できます。
住みやすい家を建てたい方は内装だけでなく、使いやすい外部空間も意識してください。
住みやすい家の間取りとは?首都圏の事例付き解説
住みやすい家の間取りについて、事例を用いて解説します。
平屋や一部2階建てなど、1階で完結する間取り
平屋・一部2階建てなどの1階で完結する間取りにすると、階段の上り下りの手間が減るため移動がラクになります。
また、2階の足音・物音などを気にすることも減るため、日々の暮らしが快適になります。
こちらは全体的に木材を使用しており、ナチュラルな雰囲気を大事にしているおしゃれな平屋です。
家周りにも草木を取り入れており、自然豊かで落ち着ける雰囲気が素敵な庭です。
【事例詳細】趣味を楽しみながら暮らす、幸せが詰まった住まい
水回りが集中して家事動線が短くなる間取り
水回りが集中して家事動線が短くなると、日々の家事がラクになり快適です。
こちらはランドリールームからの移動を考えたドアを設置しており、室内干し・外干しでも天候に合わせて自由に選択できます。
また、奥行きの少ない壁面収納を活用することで、動線の幅を邪魔せずにスムーズに移動できるよう設計しています。
【事例詳細】中庭が家族をやさしく包む家
LDKが広く一体化して過ごしやすい間取り
LDKが広く、一体化して過ごしやすい間取りも住みやすく人気です。
こちらは家事動線に配慮した「キッチン横並びダイニング」の設計となっており、ムダのない快適なLDKです。
【事例詳細】どこにいても光が差し込む、こだわり溢れる住まい
吹き抜け・勾配天井など開放感を感じる間取り
吹き抜け・勾配天井などの間取りにすることで、明るく風通しのよい開放感のある住環境にできます。
こちらは白を基調とした吹き抜けになっており、開放感だけでなく清潔な印象を与えます。
【事例詳細】日々の生活を快適に、機能性に優れた住まい
ビルトインガレージなど使い勝手のよい外構
ビルトインガレージなど使い勝手のよい外構があると、日々の暮らしがラクになり住みやすくなります。
こちらは平屋に設置したビルトインガレージとなっており、隣り合わせのスタイルで居住スペースを配置しているため、車からの移動も近く便利です。
【事例詳細】明るく開放的な吹き抜けのあるリビングが気持ち良い。家族が集まるナチュラルテイストの住まい。
住みやすい家を建てるためのコツ
最後に、住みやすい家を建てるためのコツを解説します。
現在の生活で不満を感じるポイントを意識する
住みやすい家を建てるには、現在の住まいに対する不満を明確にすることが役立ちます。
不満を把握することで、理想の住まいに必要な要素が見えてくるからです。
たとえば、収納が足りずにものが散乱している場合、ウォークインクローゼット・玄関のシューズボックスなどの収納スペースが必要です。
室温が快適でないと感じる場合は、断熱性・気密性に優れた設計を意識することが求められます。
現状の不満を整理して解決するための要素を取り入れることで、快適な住環境の実現につながります。
住み始めてから後悔しないためにも、日々の生活のなかで感じる不満を整理し、家作りに生かしましょう。
新居で実現したい理想の暮らしをイメージする
住みやすい家を建てるには、新居でどのような暮らしを送りたいかを具体的に考えることが大切です。
理想の暮らしを明確にすることで、間取り・設備などの選定がスムーズになります。
たとえば、家族との団らんを大切にしたい場合はリビングを広く確保し、開放的な空間にします。
家事の負担を減らしたい場合は、食洗機・浴室乾燥機などを設置すると効率的な生活を実現しやすくなります。
住みやすい家を建てるためにも、新居で実現したい理想の暮らしをイメージしてください。
生活スタイルに合った土地を選択する
土地によって暮らしやすさが大きく変わるため、慎重に検討しましょう。
たとえば、通勤・通学の利便性を重視する場合、最寄り駅・バス停までの距離を確認します。
子育てのしやすい環境を求めている場合は、学校・公園が近くにある環境が適しています。
ご自身・ご家族の生活スタイルに合った土地を選び、住みやすい住環境を実現しましょう。
住みやすい家を建てられるハウスメーカーを選ぶ
ハウスメーカーごとに得意とする工法・デザインなどが異なるため、適切なメーカーを選びましょう。
たとえば、断熱性・気密性に優れた住宅を建てたい場合、省エネルギー性能に力を入れているハウスメーカーを選ぶことで、冬は暖かく夏は涼しい快適な住環境を確保しやすくなります。
また、アフターサービスが充実しているハウスメーカーを選ぶと、家の引き渡し後も安心して暮らせます。
ハウスメーカーを選ぶ際は、以下のポイントを意識してください。
・ハウスメーカーの評判・口コミなどは良好か
・契約を急かすことなく、親身に相談に乗ってくれるか
・住宅の保証期間・トラブル時の対応などのアフターサービスは充実しているか
住みやすい家を建てるために、信頼できるハウスメーカーを選びましょう。
【関連コラム】:理想の間取りを実現した注文住宅実例【愛知辺】|ハウスメーカー選びのポイント
まとめ│住みやすい家はactieまでご相談を
住みやすい家の特徴、間取りの事例などを紹介しました。
外観のデザイン、間取り・内装に満足できると住みやすい家といえます。
今回の内容を参考にして、快適に過ごせる外観・内装などをご家族と話し合ってください。
actie(アクティエ)では、お客様のどんな小さな声にも耳を傾けています。
「住みやすくて快適に暮らせる家を建てたい」「どんな間取りがいいか迷っている」など、お気軽にご相談ください。
お客様ご家族のこだわり・価値観に寄り添い、快適に暮らせる住まいを実現するために尽力いたします。