「暮らしやすさだけでなく、デザインにもこだわりたい」とお考えの方も多いと思います。
快適さや安全性なども大切ですが、長く暮らす家のデザインにはこだわりたいですよね。
そこで今回は、おしゃれでかっこいい二世帯住宅の間取り事例、後悔しないための注意点などを解説します。
おしゃれでかっこいい二世帯住宅の間取りを知りたい方は、参考にしてください。
- おしゃれでかっこいい二世帯住宅の間取りの事例を紹介します。
- おしゃれと暮らしやすさを両立する二世帯住宅の間取りのポイントを解説します。
- 二世帯住宅の間取りで後悔しないための注意点を押さえておきましょう。
Contents
施工事例
おしゃれでかっこいい二世帯住宅の間取りの事例
おしゃれでかっこいい二世帯住宅の間取りの事例を紹介します。
3階建ての二世帯住宅の間取り
8人の大家族の間取りを紹介します。
ご家族のご要望をお聞きし、当社の強固な構造体で自由設計を行ったことで、大空間が魅力的な二世帯住宅ができました。
世帯別になっている広々としたLDKです。
親世帯のためのエレベーター、二世帯での大きいランドリースペースの確保など、細やかな配慮で設計しています。
【事例詳細】玄関共有型の3階建て+エレベーター付き2世帯住宅
分離型の二世帯住宅の間取り
ご夫婦・お母様・愛犬の家族の間取りを紹介します。
愛犬のことも考え、選ばれた無垢のフローリングが優しい印象のLDKです。
屋根の高さを利用して、小屋裏収納に上れるキッチン横の折りたたみ式はしごを設置しています。
各世帯のプライベートを守れるプランはもちろんのこと、暮らしやすさについても細かな点までこだわっています。
こちらのご家庭はお母様と玄関のみ共有しており、1階はお母様で2階はご主人様が住む設計となっています。
玄関はお母様の安全に配慮し、手すり・腰掛け椅子などを設置しています。
【事例詳細】機能美を追求した分離型の2世帯住宅
おしゃれと暮らしやすさを両立する二世帯住宅の間取り5つのポイント
二世帯住宅の間取りのポイントについて解説します。
・デザインの好みを家族で話し合う
・収納スペースを確保する
・光と風を取り入れた開放的な空間にする
・暮らしを快適にする生活動線・家事動線を考える
・二世帯住宅が得意な施工業者に間取りを相談する
間取りで迷っている方は、参考にしてください。
デザインの好みを家族で話し合う
お互いのデザインの好みがわからない状態で家作りを進めると、あとで意見が割れてしまい、どちらかの世帯が不満を感じる可能性があります。
お互いが満足できるデザインの家を建てるためにも、二世帯で話し合いましょう。
家を建てる前の段階では意見を1つにまとめる必要はないため、積極的に意見を出し合ってください。
収納スペースを確保する
二世帯で暮らしているとものが増えやすく、散らかってしまうケースも多くあります。
ものが散乱しているとデザイン的にもよくありませんが、掃除がしにくくなるため家事の負担も増えます。
おしゃれで暮らしやすい住環境を実現するために、収納スペースを確保しましょう。
ものを整理整頓するための収納スペースの間取りは、家全体をスッキリと見せるための工夫が必要です。
たとえば、以下の工夫が考えられます。
・リビング・ダイニングなどに壁面収納を設ける
・扉付きの収納棚を活用する
・キッチンにパントリーを設けて食材・調理器具を収納する
適所に必要な収納スペースを確保し、ものが整理整頓されている住環境にしましょう。
【関連コラム】:新築住宅の収納計画でおすすめの方法|失敗しないアイデア
光と風を取り入れた開放的な空間にする
光と風を取り入れた開放的な空間にすることで、快適かつおしゃれな家にできます。
たとえば、吹き抜けのある間取りにすると自然光や風がよく入ります。
また、吹き抜け部分に大きな窓を設置すると、日中は照明を使わなくても明るさを確保できる点が吹き抜けの魅力です。
自然光がよく入る間取りにすると快適なだけでなく、電気代を節約できるメリットもあります。
【関連コラム】:注文住宅の吹き抜けのメリットやデメリット・設ける際のポイント|おしゃれな実例紹介
暮らしを快適にする生活動線・家事動線を考える
生活動線・家事動線を整えると移動がラクになり、家事に要する時間を軽減できて快適です。
暮らしやすい環境を実現するためにも、生活動線・家事動線を考えましょう。
たとえば、以下の動線を意識すると生活・家事がラクになります。
・キッチンとダイニングを近づけ、配膳や片付けの負担を軽減する
・洗濯機置き場の近くに物干しスペースを設置する
・玄関からキッチンまでの動線を短くし、買い物後の収納をスムーズにする
生活動線・家事動線を整えて、快適に暮らせる間取りにしましょう。
【関連コラム】:生活動線とは|暮らしやすさが倍増するおすすめの間取りと動線づくりのポイント
二世帯住宅が得意な施工業者に間取りを相談する
二世帯住宅が得意な施工業者に相談してサポートを受けるのもおすすめです。
施工業者は二世帯の本音をうまく引き出し、お互いが満足できる間取りを提案してくれます。
また「二世帯が快適に過ごせる間取りアイデアの提案」「施工業者の経験に基づくアドバイス」なども期待でき、頼りになる存在です。
施工業者を選ぶ際は、二世帯住宅の実績・ノウハウが豊富かをチェックしましょう。
実績・ノウハウが豊富な施工業者を選び、納得いくまで相談することで満足のいく住環境を実現しやすくなります。
二世帯住宅の間取りで後悔しないための注意点
最後に、二世帯住宅の間取りの注意点について解説します。
・家族のライフスタイルを話し合う
・プライベート・共用スペースのバランスを考える
・生活音に配慮した間取りにする
・水回りの共有スペースを見直す
・子育て・介護など身の回りの世話について話し合う
二世帯住宅を建ててから後悔しないためにも、注意点を押さえておきましょう。
家族のライフスタイルを話し合う
同じ家族でも、起床・就寝などのライフスタイルは異なります。
快適で暮らしやすい間取り作りのためには、二世帯のライフスタイルの違いを確認することが大切です。
たとえば、仮に就寝時間が大きく異なる場合、リビングと寝室の位置を離さないと不満につながる可能性があります。
ライフスタイルを話し合うのは気が引ける部分もありますが、お互いが満足できる家を建てるためにもよく話し合いましょう。
プライベート・共用スペースのバランスを考える
二世帯のプライベート・共有スペースのバランスを調整することも重要です。
たとえば、夫婦で過ごす時間・趣味などを大切にしているライフスタイルの場合、プライベートスペースが少ないと不満・ストレスを感じやすくなります。
かといって、共有スペースが少なすぎると子育ての連携・将来の介護などが難しくなります。
このように、どちらか一方に偏ると不満やストレスにつながりやすくなるため、それぞれのバランスを考えることが大切です。
お互いが快適に暮らせる家を建てるためにも、プライベート・共用スペースのバランスを考えましょう。
生活音に配慮した間取りにする
二世帯のライフスタイルが異なると、小さな生活音でもストレスになる場合があります。
前述したようにライフスタイルを話し合うことも大切ですが、以下のような対策も実践することをおすすめします。
【話し声・足音】
・親世帯の寝室と子世帯のリビングの位置を離す
・床・壁などに防音対策を施す
・子ども部屋の下に寝室を配置しないようにする
【水音】
・トイレ・浴室などの壁に防音材を入れる
・深夜・早朝の使用が多い水まわり設備は寝室から距離を離す
お互いのライフスタイルを考慮し、生活音に配慮した間取りにしましょう。
水回りの共有スペースを見直す
日々の暮らしに関わる水回りの共有スペースを見直すことも、間取りの後悔を防ぐために必要です。
家族の人数・生活リズムによっては、お風呂・洗面所などの水回りが1箇所だと渋滞することが多くあります。
たとえば、夫婦+子3人+両親2人の7人家族の場合、全員がお風呂に入るまでに多くの時間がかかります。
待ち時間が長いとストレスを感じやすいため、以下のように水回りの共有スペースを見直しましょう。
・浴室を2つ設ける
・洗面台を複数設置し、朝の混雑を避ける
・浴室以外にシャワールームを設置する
・脱衣所と洗面スペースを分け、同時に使えるようにする
家族全員が快適に暮らせる住環境を実現するためにも、水回りの共有スペースを見直してください。
子育て・介護など身の回りの世話について話し合う
子育て・介護など身の回りの世話についても、家を建てる前に話し合っておくべきポイントです。
よく話し合わずに家を建てると、子育ての連携・介護などがうまくいかず、不満が溜まって後悔するケースも多くあります。
後悔を避けるためにも、子育て・介護など身の回りの世話について話し合いましょう。
たとえば、共働きで子育てを両親に任せる場合、共有スペースが多いと負担が減ります。
親世帯の介護・車いすが必要になった場合を想定して、通路を広くしておくとサポートしやすくなります。
また、手すり・スロープなどを設置すると、親世帯の負担を減らせて便利です。
上記を参考にして、子育て・介護など身の回りの世話について話し合ってください。
まとめ
おしゃれでかっこいい二世帯住宅の間取り事例、後悔しないための注意点などを解説しました。
二世帯住宅は建築費用を一軒に集中できるため、十分な予算でデザイン・暮らしやすさの両方にこだわれます。
また、2つの家族で協力して生活できる二世帯住宅は、うまく間取りを設計すると子育て・家事などで多くのメリットがあります。
今回の情報を参考にして、デザイン・暮らしやすさの両方を実現できる間取りを考えてください。