おしゃれで機能的な新築住宅の壁紙選び|部屋別デザインのポイント

新築の壁紙選びは、内装デザインや住まい全体の印象を大きく左右するため慎重に選ばなければいけません。

壁紙は単なる装飾ではなく、空間の雰囲気を決定し、住み心地やお手入れのしやすさにも影響を与えます。

 

例えば、リビングや寝室では、落ち着きやくつろぎを感じられるデザインが適していますし、汚れがつきにくい壁紙であれば、掃除が簡単で重宝します。

 

今回は、実用性とデザイン性を両立するための壁紙選びのポイントを詳しく解説します。

 

コラムのポイント
  • 新築の壁紙の種類や特徴、決め方がわかります。
  • 壁紙を選ぶ際の、部屋・用途別のポイントをご紹介します。
  • 新築の壁紙選びで失敗しないためのポイントをまとめました。

 

 

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新築の壁紙選びのための基本知識

新築の壁紙選びのための基本知識

新築で壁紙を選ぶ際には、デザインだけでなく、撥水や抗菌など様々な機能が付加されています。

使用する場所に合わせて選ぶことががポイントです。

見た目も機能も満足のいく住空間をつくりましょう。

 

新築の壁紙の種類と特徴

壁紙には様々な種類があり、それぞれの特徴や用途で、使い分けることがポイントです。

 

主な種類は以下の通りです。

・防汚:汚れが付きにくく、掃除が簡単。ダイニングなど汚れやすい場所に。

・防傷:傷が付きにくく、耐久性が高い。リビングや子ども部屋など物がぶつかりやすい場所に。

・消臭:匂いを吸収して快適な空間を保つ。トイレやペットのいる場所に。

・調湿:結露やカビを防ぐ。寝室や洗面所、湿気が気になる場所に。

・抗菌:菌の繁殖を抑え、清潔を保つ。洗面所やトイレなど衛生面が重要な場所に。

・防カビ:カビの発生を防ぐ。洗面所やランドリールームなど湿気が多い場所に。

 

部屋の用途やご家族のライフスタイルに合わせて壁紙を選ぶことで、住まい全体の快適さが向上します。

 

素材による特徴

壁紙の素材には以下の6種類があります。

 

・ビニールクロス:耐久性があり、手頃な価格が多く、一般的に使用される

・紙クロス:デザインが豊富で、高級感を演出

・織物(布)クロス:麻や綿などの天然素材で。高級感と重厚感を演出

・木質系クロス:天然木には劣るものの、ぬくもりのある空間を演出

・無機質系クロス:珪藻土や漆喰の素材で和のテイストにピッタリ

・オレフィンクロス:ビニールクロスと似た性質ですが、環境にやさしい素材

 

それぞれの特徴から選び、お部屋ごとに使い分けることがおすすめです。

なお、壁紙を貼る際に、シックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドを含んでいる接着剤が使われていないか確認しましょう。

 

価格帯による違い

壁紙の価格は、選ぶ素材や機能によって異なります。

高価な壁紙はデザイン性や耐久性が高く、リビングや寝室などの人が多く集まる空間に最適です。

 

例えば、高級な織物壁紙は、リビングに質感を与え、印象的な空間にすることが可能です。

一方、コストを抑えた壁紙は、廊下や階段などの共用部分に使うとバランスよく予算を活用できます。

 

予算配分を工夫することで、家全体に統一感を持たせながらアクセントもつけられます。

 

予算、デザインなど壁紙を決める順番

壁紙はカタログを見ながら選びますが、多くある種類から選び抜くことは大変です。

 

以下の順番で決めていくことがおすすめです。

STEP1、予算:予算に応じたカタログを見せてもらえます

STEP2、機能:カタログでは機能を踏まえ、部屋別におすすめに分けて、紹介されています

STEP3、デザイン:柄や色で絞り込みます

 

一つの部屋でも壁全体を同じ壁紙で統一するのもいいですが、一面だけアクセントクロスにすると、洗練された印象が加わります。

 

 

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住まい全体の内装の統一感を考えた、おしゃれな壁紙の選び方

住まい全体の内装の統一感を考えた、おしゃれな壁紙の選び方 壁紙選びは部屋単体で見るだけではなく、住まい全体で統一感を持たせることが重要です。

統一感のある内装にすることで、空間全体に広がりを感じさせ、居心地の良い住まいをつくり出せます。

 

内装スタイルと壁紙の調和

住まい全体の内装スタイルに合わせた壁紙選びは、空間の統一感を高めます。

 

例えば、ナチュラルテイストの家には、木目調やベージュ系の壁紙が良く合います。

一方、モダンなインテリアには、グレーやダークトーンのシンプルなデザインがピッタリです。

 

住まい全体の雰囲気にマッチした壁紙を選ぶことで、部屋ごとに異なるテーマを持たせつつも、全体のバランスを保てます。

 

壁紙の色のバランス

色のバランスは、居心地の良さを決めるため重要です。

 

例えば、リビングは落ち着いた色合いでまとめ、寝室はリラックスできる淡い色調にすると効果的です。

家全体の中でメインカラーとアクセントカラーを決めておくと、どの部屋でも統一感が生まれます。

 

また、壁紙と家具の色を組み合わせることで、空間に奥行きや一体感も表現できます。

淡いベージュの壁紙に濃い色のソファを合わせると、おしゃれで落ち着いた印象を演出が可能です。

 

新築壁紙とフローリングや建具との相性

新築壁紙選びの際は、フローリングや建具との相性を考慮することもポイントです。

 

例えば、ダークブラウンのフローリングには、落ち着いたトーンのグレーやベージュ系の壁紙が合います。

一方、明るい色のフローリングには、ホワイトや淡い色調の壁紙がピッタリです。

 

建具も壁紙の色に調和させることで、空間のまとまりが一層引き立ちます。

 

空間の連続性を生かした新築壁紙の選び方

廊下や階段などの共用部分では、空間の連続性を意識した壁紙選びがポイントです。

 

例えば、リビングと廊下の壁紙を同系色で揃えることで、視覚的な一体感が生まれます。

 

階段部分はアクセントクロスを使うのもいいですが、色味は控えめにして全体との調和を図りましょう。

空間がつながって見える工夫をすることで、住まい全体が広く感じられます。

 

階段・廊下などの共用部分の壁紙

共用部分の壁紙は、機能性とデザイン性を兼ね備えたものを選ぶことがおすすめです。

 

例えば、防汚性能のある壁紙を使うことで、日々のお手入れが楽になります。

階段や廊下は通る頻度が高いため、耐久性も考慮した選択が必要です。

 

壁紙のデザインは、他の部屋と繋がりを持たせつつも、アクセントとなる柄や色を取り入れて、変化をつけることでおしゃれな印象をプラスすることも可能です。

 

 

【新築壁紙】部屋・用途別の選び方ポイント

【新築壁紙】部屋・用途別の選び方ポイント

住まい全体の内装に統一感を持たせつつ、各部屋の用途や特徴に応じた壁紙選びを行うことで、より快適でおしゃれな空間をつくり出せます。

 

リビング

リビング事例

リビングは家族が集まる場所で、家具やカーテンとの調和が重要です。

 

壁紙は広がりを感じさせる明るい色合いや、落ち着いたトーンで選ぶと、リビングがより快適になります。

 

また、掃除がしやすく耐久性のある素材を選ぶと、清潔さを保て、長く使えて安心です。

 

 

キッチン

キッチン事例

家族の毎日の食事を支える場のキッチンは、耐久性とお手入れのしやすさが重要です。

 

油はねや調理の際の汚れが付きやすい場所なので、汚れが染み込みにくく、拭き取りやすい機能がある壁紙を選びましょう。

 

明るい色味の壁紙なら、汚れにも気付きやすく、清潔に保ちやすくなります。

 

ダイニングと続きのキッチンでは、同じ色もしくは、似た色味の壁紙を選ぶと空間に統一感が生まれます。

 

寝室

寝室事例

一日の疲れを癒し、心と体を休め場である寝室は、落ち着いた雰囲気を演出することがポイントです。

 

やすらぎを感じられる色味のグレーがかったベージュや、くすみのある淡いブルーなど、目に優しい色が適しています。

 

光沢の少ないマットな質感を選べば、よりリラックスできる空間になります。

 

 

子ども部屋

子ども部屋事例

お子様の成長と共に変化する子ども部屋ですので、長く使える壁紙選びがポイントです。

 

小さなお子様の場合、壁紙に落書きをしたり、シールを貼ったりすることもあるため、汚れを落としやすい機能性の高い壁紙が適しています。

さらに色は派手すぎないものを選びましょう。

 

家具やカーテンがお子様の成長とともに変わっても、白やベージュなど、ナチュラルな色味なら、どんなテイストにもあいます。

 

書斎

書斎事例

集中して作業をする書斎ですので、知的な雰囲気と、長時間の在室でも疲れにくいカラーの壁紙がおすすめです。

 

目が疲れにくく、集中力も高められますし、落ち着いた色味のグレーやネイビー、深みのあるグリーンは、書斎に適した色です。

 

また本棚やデスクが多い書斎では、個性のある壁紙よりも、シンプルな無地や、細かすぎない織物調の柄を推奨します。

 

さらに、在宅ワークでのオンライン会議も考慮し、背景として落ち着いた印象になる壁紙を選ぶこともポイントです。

 

 新築の壁紙選びで失敗しないための重要ポイント

新築の壁紙選びで失敗しないための重要ポイント

一般的に壁紙選びで失敗したといわれることは、以下の3つです。

「継ぎ目が目立つ」

「光の当たり方で予想と違った」

「経年変化」

それぞれの対策方法をご紹介します。

 

継ぎ目

壁紙は有効幅が92cmのため90cmごとに貼っていくため、継ぎ目は必ずあります。

プロが貼ってくれるため、最初は目立ちにくいかもしれませんが、柄によって目立つこともあります。

 

<対策>

・壁紙は素材は織物系

・柄がある壁紙なら、貼る方向を光があたる方向にむかって貼る

・白系の無地なら、光沢感の少ないものを選ぶ

 

光の当たり方

壁紙は、カタログやサンプルを見ながら選びますが、光の当たり方で見え方が異なります。

朝・昼・夜、晴天、曇天など様々な時間帯、天候で見ることがおすすめです。

また同じ時間でも、自然光が入る方向から見たり、反対側から見たり、照明をつけたりと見る場所を変えましょう。

 

<対策>

・南向きの部屋なら少し濃いめの色(光の反射で白く見えるため)

・北向きの部屋なら寒色系より暖色系の色(やさしい光の入り方のため)

 

壁紙選びでは、実際に住まわれる方の生活リズムも重要なポイントです。

在宅で過ごすことが多い方は、日中の見え方を重視する、夜間の使用が多い場合は照明での見え方を特に確認するなど、暮らし方に合わせた選び方をおすすめします。

 

経年変化

新築の壁紙は、時間とともに少しずつ変化していきます。

10年以上使う内装材だからこそ、経年変化への備え、機能性が重要です。

 

例えば、南向きの窓際では、壁紙の色が日焼けし、徐々に薄くなっていきます。

また壁掛けテレビやソファなど家具を接触する場合は、位置を変えたりすると、境目が目立ちやすいです。

 

<対策>

・汚れが目立ちにくい色や柄

・家具など触れる機会が多い場所は耐久性がた高いもの

 

経年変化は避けられませんが、適切な壁紙選びで美しさを長く保てます。

毎日の暮らしを想像し、場所に応じた最適な壁紙を選びましょう。

 

新築の壁紙選びは、様々なシチュエーションを考えて

新築の壁紙選びは、様々なシチュエーションを考えて

新築の壁紙選びは、家全体の雰囲気と生活の質を左右するターニングポイントです。

何より、ご家族の生活スタイルを考え、各部屋に合った壁紙を選ぶことが必要です。

 

例えば、キッチンで料理を頻繁にする方は耐久性の高いものを、リモートワークをする方は集中しやすい落ち着いた色味を選ぶことが適しています。

さらに、光の当たり方や時間による見え方の変化、将来にわたる変化もあわせて機能性のある壁紙を選びましょう。

 

家全体の統一感、廊下や階段を含めた一貫したデザインにすることで、心地よい空間・内装が生まれます。

プロと相談しながら、壁紙選びをぜひ進めてください。

 

アクティエでは、お客様のどんな小さな声にも耳を傾けています。

「こんな暮らしに憧れている」「こんな形がいいなぁ」など、大まかなイメージでも大丈夫です。

お客様ご家族のこだわりやライフスタイルに寄り添って、満足な住まいを実現させるお手伝いをしています。

ぜひあなたの声を、聞かせてください。

憧れのマイホーム実現のために、一緒に理想の住まいづくりを目指してみませんか。

 

11月・モデルハウス特別見学会を実施中!

立川展示場

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11月1日から11月30日まで、八王子展示場と立川展示場・大府展示場・横浜展示場・新宿展示場にてモデルハウス特別見学会を実施しております。

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横浜展示場はすべての部屋から中庭が眺められて、たっぷり降り注ぐ光と風や家族みんなが繋がる、そんなナチュラルモダンな癒しの空間となっております。

新宿展示場では、空間を有効活用してスキップフロアや開放的な吹き抜けを設けたおしゃれで洗練された空間をご提案しております。

ぜひ、この機会に最新のモデルハウスの外観や内装を楽しんでみてはいかがでしょうか。ご家族やお友達とお気軽に特別見学会へ遊びに来てください。

 

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