一生に一度は、家族の家を、自分で建てたい!
注文住宅は、新築、建て替えで、理想の暮らしを最大限に、家族らしい家を建築する方法。
なのに、どうして一歩を踏み出せないんだろう?
それは、何から手を付けたら良いのか、流れや手順など、どの期間で何をしないといけないのかが不明だからでなないでしょうか。
注文住宅は建売購入と違って、注文住宅会社や職人さんとのコミュニケーションが必要。
期間的な制限が設けられたり、やることがぐんッと増えます。
家づくりを楽しむことが前提とはいえ、注文住宅建築は労力を考えると長期間に渡って大変。
注文住宅づくりの全体の流れ、手続き・工期の大体の期間を把握し、タイミング毎にポイントを頭に入れておくことで、スムーズでストレスレスな注文住宅を完成させましょう‼
まずは、一般的な注文住宅でつくる全体の流れ、スケジュール、各期間に必要な購入費用・諸経費などお金の流れを把握しましょう!
Contents
施工事例
ステップ1 情報収集・資金計画
家族の理想は?
SNSやインターネット、住宅雑誌には注文住宅だからこそこだわることができた住宅実例がたくさん。外観、間取り、内観スタイルだけでなく、各お部屋のデザインやお庭、テラス、キッチン・バスなど水回りのポイント、建具・インテリアまで…。家族みんなが「住みたい!」と思うことが一番です。また、今の暮らしで不便だなと感じていることを話して、快適な生活空間をイメージすることも重要。注文住宅、建売、マンションで迷っているなら、家づくりセミナーやモデルハウス、見学会、オープンハウスで知識を蓄えると家づくりの約に立ちます。暮らしづくりの流れの最初の一歩、勢いよくスタートしてみても良いのでは?
お金の話は現実的に、しっかりと!
理想ばかり追いかけても、見えてくるのは…夢ではなく、現実。
費用を考えると…やっぱり自分たちは、注文住宅は難しいかなと、諦めてしまいますか?
落ち着いて考えてみて。
理想の注文住宅じゃないから、できない。ではなく、
無理をしない≒家族らしい家づくり
と考えるとどうでしょう?
注文住宅はそれぞれの家族らしいタイミング、流れの中で、心地よい暮らしをつくることです。流れの速度も、家族それぞれ。でこぼこ道でも自分たちの足で、スムーズに進めて行くことが大切です。
注意点
・住宅ローンは「民間ローン」「公的ローン」「準公的ローン」の3種類。
・ライフプランをイメージしながら、自己資金と住宅ローン計画で住宅予算を算出。
・親からの援助・住宅ローン減税は?
・ローン手数料・契約手数料など、諸経費がかかる
ステップ2 調査・設計
土地探し
注文住宅を考えるときは、何から始めたら良いのでしょうか?
理想の暮らしを考えるのと同時に、そのための土地探しも並行しましょう。
通勤・通学、周辺地域の暮らしやすさは?
お子さんの安全安心な暮らしには通学、遊び、教育にメリットが多いこと、また、通勤にストレスレスな交通の便を考えて不動産情報の収集を。
買い物などの生活の利便性、交通量や騒音、健康を気にする場合は空気が肌に合うかなども大切。晴れた日だけでなく天候が良くないとき、昼と夜、行政福祉についても相談すると○
土地は、見えないところをよく見て‼
土地ありさんも、土地なしで購入予定さんも、土地は見えないところにこそ建築のための重要なポイントがあります。建築のためのお金や工事の期間に左右します。
土地の高地・低地は災害時や地盤に大きく影響し、土地の地質によっては設計プランのために、更に土地の地盤強化費用がかかることも。また、地域の環境により土地の高さや敷地面積に制限が設けられている場所があります。土地の測量と地盤調査で、安全な土地なのか、建ぺい率や容積率、高さ制限などをクリアにしておくことが大切です。
→土地改良(A)が必要
注意点
・土地の事前調査は必要!お隣さんの配管や今後できる予定の建物で、折角の設計プランが台無しに。
・ゴミ出し場所や地域のみんなが使うスペースのトラブルに巻き込まれたくない!
・土地売買手数料、各種登記手数料、地盤調査費用、測量図制作費用‥など諸経費がかかる
家づくりのパートナー選び
注文住宅で建てるなら、パートナー選びは最重要の一つ。
SNSやインターネット、地域情報誌で注文住宅会社が発信する実例紹介や家づくりのヒント、イベント情報を探してみて。また、友人や親戚、職場の仲間の紹介で運命的な出会いをした人も!いくつかの注文住宅会社に相談しながら、相見積もりもとって、理想の暮らしをつくるパートナー候補のアンテナを広くはってみて!
引き渡し後のメンテナンスに手厚く、アフターサービスがしっかりしているかもポイントです。
設計監理契約・工事請負契約
注文住宅会社の依頼先によって、設計監理契約(建築家)・工事請負契約(ハウスメーカー、工務店)を結ぶ。業務や工事の範囲、支払い条件、着工時期、工期遅延時の対応を明確にしてから契約しましょう。住宅〇〇担保責任保険に加入しても。
注意点
・設計着手料がかかる
土地改良(A)
地盤が十分ではないなど、建物の構造によって建設に問題がある場合は改良工事が必要。
注文住宅会社に確認と相談を。
プランニング
家族の理想の暮らしを柱に、立地条件や予算などを考慮してプランを具体化していきましょう。注文住宅会社より、間取り図やイメージ画像を提案され、徐々に設計を決めていきます。契約前の営業さんとのトークでは決まらなかったことも、設計士や建築士と打ち合わせを重ねて、納得する設計プランを立てましょう。敷地や予算には、今後の暮らしを考えた余裕のある計画が大切。家づくりのプロの意見、SNSやインターネットで家づくりの情報を参考に、家族と優先順位を話し合っておくことがポイントです。
基本設計
配置図・平面図・立面図・断面図など、設計図書を作成します。
構造や素材によって、大まかな費用もこのときに決まるので、納得いくまで検討することが必須です。注文住宅会社には、設計の打ち合わせ回数が決まっていたり、追加の打ち合わせに費用がかかることがあるため、工事請負契約の時に確認しておきましょう。
・配置図
・平面図
・立面図
・断面図
実施設計と見積書
各部屋の詳細設計や構造設計を行い、設備や内装、造作家具、建具、照明・コンセント等に関わる電気配置などがほぼ決定し、詳細な見積書ができます。キッチンやお風呂、トイレなどのショールームを見学したり、壁紙の見本をみたり…決めないといけないことはたくさんあり大変かもしれません。注文住宅会社に紹介されたメーカー以外で購入ができるのか、その場合の予算や工期の期間への影響も確認しておきます。着工後の変更は工期や予算に大きく影響するため、予算オーバーや設計、設備の仕様に不安がある場合は問題解決と最終調整を。
建築確認申請
建築の設計が法的規則に適合しているか審査を受けます。申請は注文住宅会社が建主に代わって、自治体の窓口や審査機関に必要書類を提出します。この際、建築確認申請料が必要となります。
ステップ3 注文住宅会社と契約・手続きの流れ
住宅ローンの申請
住宅ローンは、設計プランが具体的に決定してからでなければ申請できません。ローンの種類により、建物の広さや住宅性能によって条件が違い、それにより金利も異なります、審査には一定の時間が要するため余裕をもって対応しましょう。
注意点
・必要書類
所得を証明する書類、住民票、健康保険被保険者証、工事請負契約書、土地・建物登記簿謄本、建物平面図、地積測量図・公図、実測図…等
近隣への挨拶
着工前に近隣への挨拶をすることで、入居後の近隣住民との関係や地域交流にメリット。
また、建設するに当たり、騒音や工事車両の出入りや駐車スペース、更には現場の人の働きやすさにも影響するため気を配ることが大切です。菓子折りやタオル等を用意すると○。
ステップ4 注文住宅施工の流れ
着工・地鎮祭
地鎮祭とは、神主を招き、土地の神様を祀って工事の安全祈願をすることです。地縄張り()の前に行うのが一般的で、段取りは注文住宅会社に相談しておきましょう。
注意点
・工事着手金(約全体の20-30%)、地鎮祭費用、建替えの場合は引越し費用や解体工事費が発生
基礎工事
家を支える基礎を施工する大事な工事。配筋工事完了時など、工事の要所ごとで、進行具合をチェックしておくことがポイント。現場の職人さんとのコミュニケーションをとることで、気になることを質問できて、家づくりの安心感に繋がります。家づくりの思い出も、これからの暮らしに大切です。
躯体工事
基礎の上に、柱や梁(木造軸組・鉄骨造)、壁(ツーバイフォー・RC造)を立ち上げます。屋根や外壁の下地が現れ、お家の形がわかるように。
上棟式
上棟式とは、職人さんへの労いや工事の安全を祈願して、躯体工事の終盤に建主主催で行う式です。地域で異なるため、注文住宅会社に相談してみましょう。
施工step
屋根・外壁・床工事
配管・配線・設備工事
内装・家具・建具工事
→ 図面通りに仕上げっているか、工事中の不具合はないかなど、現場の信頼できる人に確認しておきましょう。途中で変更があった場合、きちんと変更の対応がしてあるか、サイズや始末が調整できているかなど、気をつけて。変更時期が遅く、多くなるほど、予算や工期に影響し、トラブルの原因にも…
外構工事
生活家電製品の設置、カーポート、塀、門、庭など、お家の外周り工事。
生活し始めてから取り掛かることもできますが、近隣との生活環境を配慮する外構計画をお家の設計計画時から一緒に行うことがお家づくりを後悔しないためのポイントです。開放的なリビングに大きな窓があっても、フェンスや塀で目隠ししなければ、ずっとカーテンで覆わなければ…など、外構も生活空間をつくることに大切な要素といえます。
ステップ5 竣工・検査の流れ
完了検査
設計図書通りに建てられているか、建築違反がないかを建築確認申請した機関にチェックしてもらいます。合格なら「検査済証」が発行され、「検査済証」がないと住宅ローンを受けることができない場合があります。
・「検査済証」は将来リフォームなどをする場合に必要になるため、きちんと保管する。
竣工検査
引渡し前に工事責任者、設計者、建主が立ち会いのもと、最終検査を行います。確認項目リスト(キズや汚れ、床の状態、建具の取り扱い、排水など)を用意してチェック。不具合があれば補修・改善工事を行います。
引き渡し
「建物引き渡し確認書」にサイン。鍵や各設備の保証書、取扱説明書を受け取ります。
電気・ガス・水道・電話など、各機関に開設の手配を。
→工事完了に伴い、工事費・設計費用の残金支払を。
ステップ6 注文住宅完成
登記手続きと住宅ローン正式契約
登記とは、不動産に関する権利を公示する制度で、司法書士や土地家屋調査士に依頼します。また、管轄の市町村へ住居表示、職場やお子さんの学校の手続き等を申請します。住宅ローンの正式契約には、抵当権設定登記も必要。
注意点
・手続き等に関わる表記関連費用かかかる
・不動産所得税納付
・融資受け取りの事務手数料と印紙税がかかる
引っ越しと近隣への挨拶
引越し後は近隣への挨拶が必須。工事中のご迷惑をお詫びした上で、今後の日常を円滑に進める関係をつくっておくことが大切です。
また、引き渡し後の定期点検、メンテナンスの依頼先を確認しておくと、もしものときもあわてず、冷静に対応できます。
注意点
・家具・備品の購入
・引越し費用
新居での暮らし、スタート!
暮らしづくりは、家が完成し、日常のなかで家族らしく出来ていくもの。
住むほどに愛着が増し、好きなインテリアを買う、DIYをするなど、家族らしく過ごせることがなによりです。
アフターサービスがしっかりした注文住宅会社を選択することもポイント。
注文住宅の家づくりは、スタートから入居までを整理して、段階ごとに気をつけるポイントを設けると意外にシンプルなもの。
すべてを一人で、家族でしようとせず、注文住宅会社や現場の職人さん、家づくり経験者の声の力を借りて、チームで家づくりをすると、注文住宅そのものだけでなく思い出や暮らしへの希望が宿る理想の住処へとなることでしょう。
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