【平屋・ロフト】良い点や設ける際の注意点・上手な活用の仕方について

平屋を建てる際にロフトを一緒に設けたいとお考えになる方は、意外と多いのではないでしょうか。

ロフトが平屋にあると、家全体が素敵な印象になるから作りたいという方や特別な空間として利用したいという方など、ロフトにこだわりを持つ方も多いことでしょう。

この記事では、平屋にロフトを設けると良い点やロフトを設ける際の注意点、ロフトの上手な活用の仕方まで詳しくご紹介していきます。

• 平屋にロフトを設けると良い点を詳しく説明しています。
• 平屋にロフトを設ける際の注意点をご紹介しています。
• 平屋のロフトの上手な活用の仕方をお伝えしています。

ロフトについて

はじめに、「ロフト」とはいったいどのようなものなのかを説明していきます。

住宅に設けられるロフトは、天井を高くして設けられた屋根裏空間のことです。

ロフトは建築基準法では居室とは認められていないため、ロフトを設ける際には天井高を1.4ｍ以下にすることや床面積を直下の階の2分の1未満に収めるというような制限を守って作らなければなりません。

平屋にロフトを設けると良い点

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平屋にロフトを設けると良い点とはいったいどのような点なのでしょうか。

平屋にロフトを作ると良い点についていくつかご紹介していきます。

空間を有効に使える

平屋にロフトを設ける良い点として、屋根裏の空間を有効活用できるという点があります。

本来ならデッドスペースとなってしまう屋根裏空間をロフトとして使用でき、小さな部屋がひとつ増えたともいえるでしょう。

平屋は2階が無いため、ロフトを作ると中二階のような特別な空間にもなり便利に使うことができます。

家族が近くに感じられる

ロフトを平屋に設けることで、家族との距離も近く感じられるようになります。

壁で囲まれていないロフトは、1階にいる家族との会話もしやすく声が届きやすいため家族の気配も感じられコミュニケーションも取りやすくなります。

ロフトで子供が遊んでいたり、勉強や作業などをしていても1階にいる家族が安心して見守っていられる距離でもあります。

開放感が出る

平屋にロフトを設けることで、家の中に開放感が出るのもロフトの良い点です。

ロフトを設けると天井が高くなり広がりが出て、家全体が開放的な空間になるため圧迫感のない広々とした家になります。

おしゃれな印象になる

平屋にロフトを設けることで、家全体にメリハリが出ておしゃれな印象にもなります。

たとえば、屋根が片流れ屋根の場合は傾斜のある天井がおしゃれなアクゼントとなって、よりこだわりのある平屋が実現できるでしょう。

【平屋・ロフト】設ける際の注意点

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つぎに、平屋にロフトを設ける際の注意点についてご紹介していきます。

階段の上り下り・安全性

平屋のロフトを設ける際の注意点として、ロフトでの階段の上り下りが大変になってしまうことが考えられます。

将来を考えると、高齢になった際に階段の上り下りが大変になりロフト自体を使用しなくなってしまう可能性もあるためロフトの用途やどのような階段を設置するかも大事でしょう。

たとえば、ロフトにはしごを使用している場合はしごは安定性に欠けてしまう可能性があるため、荷物などを持ってはしごの上り下りをするのは危険が伴います。

はしごではなく安定性のある固定階段を設置することで、上り下りの際の不安定さは回避することはできますが自治体によっては固定階段が設置できない場合もあります。

また、固定階段を設置すると1階部分が狭くなってしまうことも考えられます。

そのため、事前にはしごか固定階段どちらを使用するかを家族とよく相談して決めておくことが必要でしょう。

熱がこもりやすくなる

平屋にロフトを設けると特に夏などの暑い時期は、屋根から強い日差しが降り注ぎロフトに熱が伝わりやすくなります。

また、熱や温かい空気は上部へに溜まりやすいため家の上部分に位置しており屋根から近いロフトは熱がこもりやすくなってしまいます。

そのため、ロフトに溜まってしまった熱を分散させるために扇風機やファンを取り付ける、熱を逃がす窓を設置するなど予め工夫しておくことが必要です。

採光性を考えておく

ロフトは面積自体もほかの部屋と比べると大きくないため、明るい光を取り入れるために窓を大きく取ることが難しくなります。

そのため、光を取るために天窓やスリット窓など採光性のある窓を採用したり、窓を取り入れられない場合には照明を設置したりして上手に工夫しておくと良いでしょう。

平屋・ロフトの上手な活用の仕方とは

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では、つぎに平屋にロフトを設けた場合の上手な活用の仕方について説明していきます。

子供の遊び場

ロフトの上手な活用の仕方として、子供の遊び場所があります。

ロフトは屋根裏を利用したスペースであるため、子供にとっては秘密基地のような感覚で遊ぶことができます。

悪天候で外遊びができない時や友達が遊びに来た時などロフトを遊び場所にすることができ便利です。

収納場所

ロフトを普段使わない物や日用品のストックなどを置いておく収納場所として活用するのも良いでしょう。

平屋は1階のみなため、間取りを考えた際に十分な収納スペースを確保することが難しい場合もあります。

そのような時にロフトを収納場所にすれば、無理して1階に収納スペースを作る必要がなくなりその分、部屋の面積を広く取れることになります。

趣味の場所

平屋にロフトを設けて、書斎にしたり習い事や運動をしたり自分の趣味のできる場所として使うこともできます。

ロフトは壁に囲まれている個室のような部屋ではありませんが、適度に独立されている空間になっているため趣味だけでなく作業に集中したい時や勉強したい時などにもおすすめです。

平屋にロフトを設けてみよう

平屋とロフトは、相性が良く空間を利用して開放感あるおしゃれな家にしてくれます。

また、ロフトは建築基準法では居室とは認められておらず収納スペースとなります。

そしてロフトは一般的な2階建ての家と比べて、固定資産税の算定では床面積は算入されないため税金の負担が少なくなるという良い部分もあります。

このように、さまざまな良い点があるロフトはたいへん魅力的なスペースといえるでしょう。

今回ご紹介してきた平屋にロフトを設ける際の良い点や注意点などを考慮して平屋を建てたいと考えた際にはぜひ、ロフトを検討してみてください。

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