東京での新築一戸建てでは、ネックポイントとして「希望のエリアで土地が手に入らない」「手に入っても希望の広さまで届かない」など、「敷地に対するお悩み」も多いのが現状です。
希望通りの広さが手に入らずとも、新たな価値観をプラスすることで暮らしやすさをアップさせることができます。
その方法のひとつが、「屋上のある家」です。
一般的な屋上とは、建物の屋根にあたるところを平らにし、人が自由に利用できるようにした場所になります。
しかし屋上を使用する目的や作り方により、外観デザインや間取りにも影響をあたえるのです。
自分たちの暮らしには、屋上のある家が必要なの?
屋上の作り方には、どんなプランがあるの?など、、東京の新築一戸建てで必要な情報を集めました。
ぜひこれからの家づくりにお役立てくださいね。
- 屋上の作り方により、どんな違いが生まれるのかを知ることができます。
- また屋上のある暮らしでのメリットやデメリットなどをしっかりと把握し、後悔のない住まいづくりにつなげましょう。
Contents
屋上のある家の暮らし「メリット・デメリット」
東京で新築一戸建てでは、「土地の購入」でのハードルが他の地域よりも高くなってしまう傾向があります。
それは、必要となる広さの土地を確保することの難しさや購入費用の問題。
特に利便性の良いエリアであればあるほど、そのハードルは高くなるでしょう。
ここでは居住スペース不足をサポートしてくれる「屋上のある家」で実感するメリット・デメリットにクローズアップしてみましょう。
屋上のある家でのメリット 洗濯物を干す場所としてサポート
生活していく中で「洗濯物の干し場所」は、どのご家庭でもお悩みのひとつにあげられます。
屋上にお洗濯スペースを設けることで
○ 太陽に近い環境で、洗濯物が早く乾く。
○ 屋上の配置により、重く運びづらいお布団も運びやすい環境にできる。
○ 近隣との距離が近くても、プライバシー面が確保しやすい。
など、屋上というスペースだからこそのメリットを感じることができます。
太陽に近い環境である屋上は、洗濯物を干す環境としてはうってつけです。
そして天日の下で干した洗濯物は、太陽の香りがして、より一層気持ちの良く仕上がります。
屋上のある家でのメリット リビング以外の自由空間が増える
家族が集う空間として、最も使われる空間はリビングです。
屋上という新たな空間をつくることにより、
○ 第2のリビングとして活用する。
○ お子様やペットが安全に遊べる空間として活用できる。
○ ベランピングやバーベキューなど、お家にいながらアウトドアを楽しむことができる。
など、新たな価値観を住まいにもたらすことができます。
アイデアによって自由度幅が広がる部分は、大きな魅力のひとつでしょう。
屋上のある家でのメリット 「屋上庭園」として活用する
「自然=庭」とイメージしがちですが、現在の住宅技術では「屋上にも庭を」つくることができます。
家庭菜園やガーデニング。
また人工芝やウッドデッキなどを設置し、庭として楽しむ。
など、敷地面で難しい場面でも自然を楽しめる住まいを実現することができます。
屋上のある家でのデメリット
家づくり以外でもそうですが、メリットがあればやはり少なからずのデメリットは存在します。
「デメリットは悪いこと」と捉えがちですが、決してそうとは言いきれません。
デメリットを知ることで、リスクを削減し、メリットにつなげる工夫に変化するきっかけにつながります。
屋上にある家のデメリットには、
① 屋上の重さに耐えられる「基礎」や「構造」が必要となる。
② 雨水などが溜まりやすくなるため、定期的な防水工事が必要となる。
③ 安全性を高める落下防止策やプライバシーに配慮した工夫が必要となる。
など、通常の一戸建てとは違った注意点があります。
「屋上のある家・・・」という憧れだけで建てては、後悔につながります。
メリットとデメリットの部分を比較し、「新しい我が家に屋上は必要なのか」という部分を含めしっかりと検討することをおすすめします。
【関連コラム】:アウトドア気分でプチ贅沢!屋上リビングの実例紹介|【愛知】自然の風を楽しむ間取りの作り方
間取りにより屋上のある家が変わる-スタイル紹介-
屋上とひとことであわらしても、目的やどこに配置するのかにより、快適性や使い勝手が変化します。
ここではどんなスタイルがあり、どんな使い方ができるのかを見ていきましょう。
屋上の全面を活用するスタイル
屋根にあたる部分全体を利用できるよう設計するスタイルです。
広い面積を確保することができ、間取りの自由度も高く、利用目的が変わっても変更しやすい部分が最大の魅力です。
○ 大型の洗濯物がたくさん干せる場所に。
○ お子様やペットが自由に走り回れる空間に。
○ ウッドデッキを設置したり、日よけとしてパーゴラを置いておしゃれな空間に。
など、たくさんの活用法が考えられますね。
室内から屋上にアクセスする場合、ペントハウス(または塔屋)と呼ばれる小屋を設けます。
ペントハウスを設けるにも規制がありますので、事前に確認し、使いやすさを考えた大きさや配置を取り入れましょう。
一部を屋上として活用するスタイル
屋上のある家というと「屋上という空間をまるごと!」と思いがちですが、一部を屋上として活用することも可能です。
例えば、正面から見れば屋上なんてないように見えないようにつくり、反対部分には便利な屋上を設けてみましょう。
全面を屋上として活用する場合、どうしても外観がシンプルになりがちです。
屋上部分をどこに配置するのかにより、デザイン面にも影響をあたえるのです。
隣接する空間からアクセスしやすいスタイル
屋上というと「上階に上り下りする」とイメージしがちですが、「わざわざ屋上に上がって・・・」というスタイルではなく、「隣接した部屋から移動する屋上」もおすすめです。
このスタイルは、ルーフバルコニーや屋上テラスなどとも呼ばれ、上り下りがない分身体への負担も軽減でき、使いやすい魅力があります。
例えば、「ベランダで干した洗濯物を取り込み、隣接した部屋でたたんで片付ける」など、家事効率をアップさせることも可能です。
【関連コラム】:屋上庭園でつくる理想のアウトドアリビング|愛知県のおしゃれな建築実例
まとめ:後悔しない!屋上のある家にするためには
今回は、東京に屋上のある家を建てる方法にクローズアップしてきました。
屋上のある家は、一般の住まいとは違いどのハウスメーカーや工務店でも建てられるとは限りません。
東京というエリアは、他の地域より住宅建築に対する規制も多いのが現状です。
さまざまな規制やそのエリアの特徴を理解し、立地を活かす提案ができること。
そして屋上という特性を理解した上で、最適な設計や施工ができること。
など、今まで培ってきた経験ノウハウがなければいけない場面も多いためです。
「こんな暮らしがしてみたい」「このエリアで暮らしたい」「相談したけれど、断られてしまった」など、不安や疑問、そしてあなたの思いを声にしてみてください。
お客様との何気ない会話からご要望を見つけ出し、アドバイスやご提案をさせていただいております。
ぜひあなたの声を、聞かせてください。
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住まいづくりの第一歩として、ぜひお気軽にご活用ください。