憧れのマイホーム。一生に一度かもしれない家づくり。
だからこそ、後悔しない家づくりをしたい!とは誰しも思うことでしょう。
しかし、家づくりの最中は気分が先に盛り上がってしまい、建てた後「大失敗した」と感じてしまうケースもあるのです。
そうならないために今回は、「後悔する注文住宅とはこんな家?」にクローズアップし、東京で新築住宅を建てる際に気をつけておきたいポイントを見ていきましょう。
今まで家づくりを経験した人は、どんな部分に後悔したのか。
ここをこうしておけばよかった・・・と感じているのか。
失敗例を知り、家づくりに活かすことは「家づくりでの成功への近道」につながっています。
- 注文住宅を建てた方の失敗例TOP5をご紹介します。失敗例を成功に変化させるアドバイスもご紹介します。
- 失敗と感じるポイントなど、人それぞれ異なります。そこで暮らす家族構成やライフスタイルも照らし合わせながら、「我が家なら・・・」としっかりシミュレーションしてみましょう。
Contents
注文住宅のよくある失敗は?大失敗を感じたTOP5
注文住宅での家づくりを失敗した!と感じるポイントは人それそれです。
しかし家づくりの失敗例を分析していくと、
- ① 「間取り・収納」などの快適性
- ② 「仕様・設備」などの環境面
- ③ 「デザイン・設計」などのアイデア面
- ④ 建てた後にも影響をあたえる「費用面」
- ⑤ 暮らしやすさに直結する「エリア・土地選び」
この上の5つに当てはまるといえるでしょう。
では注文住宅を建てて、後悔した・大失敗した!と感じるポイントと解決策を見ていきましょう。
① 「間取り・収納」などの快適性
賃貸など自分たちが決めた間取りでない場合、どうしても「間取りにライフスタイルを合わせる」暮らし方となります。
そのため、「ここがもっと広かったら・・・」「ここに収納があれば・・・」など、感じる場面も多いでしょう。
注文住宅の最大の魅力は、「家族構成やライフスタイルに合わせた環境が整えられる」ことです。
動きにムダがなく、スマートに暮らせる環境は、快適性をさらにアップさせてくれます。
しかしこだわって建てたはずの注文住宅でも、「間取り・収納」で失敗したと感じてしまうケースがあります。
間取り:行動パターンを分析せず、しっかりとイメージしきれなかった
そこで集う家族の人数やライフスタイルの違いなどにより、暮らしやすい間取りや広さは変化します。
例えば家族の生活時間帯が同じ場面では、トイレや洗面所などを使うタイミングも近くなり「混雑を感じてしまう」場面も多いでしょう。
一方、家族の中で生活時間帯が離れた方がいる場合、「眠っているのに音がうるさい」と休息を邪魔してしまうケースも考えられます。
間取りを考える上で重要になるのは、「ライフスタイルや行動パターンについて、しっかりとイメージすること」がとても大切です。
事前に自分たちの今の暮らしを見直し、「この部分を改善したい」などイメージしたものを間取りに反映させることが後悔しない・失敗しない間取りにつながります。
【関連コラム】:マネしたくなるおしゃれな一軒家の間取り|愛知県の注文住宅実例
収納:収納力があれば暮らしやすくなると思ってしまった
賃貸などの場合、「収納が少ない」と感じる場面も多くあり、「新しい家では収納力のある間取りを・・・」と検討している方も多いでしょう。
収納とひとことで表しても、いろいろなスタイル・パターンがあります。
しかし使いやすい収納は、広さや用量だけで判断することはできないのです。
それは使いやすい場所に、使いやすい広さの収納でなければ快適性を上げることが難しいからです。
例えば、いくら広く収納力のあるスペースをつくっても、そこに行きにくければ足は遠のきます。
また使いやすい場所にあっても、「奥行きが足りない・奥に深すぎてしまったものが取りにくい」などでは快適性を下げてしまいます。
「間取り+収納」に加え「動線」をあわせた考えることで、収納から活きた収納へ変化させることができます。
ぜひこれから建てる注文住宅では、使いやすい活きた収納を取り入れていきましょう。
【関連コラム】:【新築】住まいのデッドスペースをなくすには?|収納やスペースに活用する方法を教えます
② 「仕様・設備」などの環境面
住まいには、いろいろな仕様のスペースや設備などがあります。
家づくりの情報を集めていると、「これはあった方が良い!」「これはおすすめ!」など、魅力的な情報がいっぱいです。
しかしそれを全て注文住宅の家に取り入れても、良い家になるとは限りません。
それは家族構成やライフスタイルにより、「必要な仕様や設備が異なる」ためです。
例えばベランダの場合、「屋外で洗濯物を干したい」「ベランダのスペースを活用したい」と考えている方であれば、とても良い空間となります。
しかし現在は共働きのご家庭も多くなり、「洗濯物は室内で」というご家庭も珍しくはありません。
また、花粉やPM2.5などの大気汚染から、部屋干しに切り替える人が増えています。
ワンポイントアイデア:ベランダのスペースをランドリールームやサンルームへ
「洗濯物を外に干さない」などのご家庭では、ベランダというスペースをお洗濯に特化した「ランドリールーム」へ。
時間や天候に左右されずお洗濯が干せる!サンルームなどに変更することも、方法のひとつでしょう。
時々使う空間から日常使いのスペースに変更することで、無駄も省け、家事に対する負担も軽減してくれます。
またランドリールームなどの室内空間にすることで、ベランダよりも掃除がしやすいなどのメリットも感じることができますね。
【関連コラム】:洗濯家事動線を快適に~ランドリールームやサンルームのある空間設計のすすめ【実例付き】
③ 「デザイン・設計」などのアイデア面
注文住宅など一から作り上げていく住まいの場合、完成後「イメージと違った・・・」と感じてしまうケースも少なくはありません。
アイデアを取り入れたはずなのに、暮らしてから「使いにくいなぁ・・・」など後悔につながるケースも考えられます。
その要因のひとつとして、「これから建つ家がイメージしきれなかった」という部分があげられるでしょう。
そういった誤差をなるべく少なくするためには、
- フローリングや壁紙、外壁など、できるだけサンプルなど目で見られるもので判断する。
- 設備をカタログだけでなく、実際に体感してみる。
- 設備など単体で考えるのではなく、空間との統一感を考える。
などの工夫を取り入れてみましょう。
また注文住宅を依頼するパートナー選びも重要なポイントのひとつです。
「こういうご希望ですが、ここはこうしたら使いやすいですよ」など、今まで培ってきた経験やアイデアをしっかりと提案してくれる相手を選びましょう。
【関連コラム】:【新築】ダサい・安っぽい家にしないための設計ポイントは?<外観編>|特徴を知って家づくりに活かそう
④ 建てた後にも影響をあたえる「費用面」
注文住宅を後悔・大失敗したと感じるケースのひとつが、予算面です。
その中でも多いのが、計画を立てている内にいつの間にか「予算をオーバーしてしまった」というパターンです。
「予算オーバーにつながりやすい原因」としてあげられるポイントとしては、
- 住宅にかかる費用を把握していない。
- 住宅にかけられる費用(借入限度額)が分からない。
- アレもコレもとこだわりすぎて、設備や希望を取り入れ過ぎた。
- エリアにこだわりすぎて、土地の購入費用が上がってしまった。
- 住宅会社に自分たちの予算を伝え切れていなかった。
などが考えられます。
自由度が高い分、値段設定が明確になりやすい建売住宅やローコスト住宅より判断も難しいとも言えます。
しかしその限りある中から、「いかに活用できるのか」が家づくりの醍醐味ともいえるでしょう。
住宅にかけられる費用や広さには、限りがあります。
そのため自分たちの希望の全てを叶えることは、とても難しいでしょう。
建ててから「こんなはずでは・・・」と思わないようにするためには、しっかりと住宅にかかる費用がいくらになるのかを把握し、返済をし続けられるのかを判断することが重要です。
【関連コラム】:注文住宅で予算オーバーしない費用の決め方|家を建てる費用相場とは
⑤ 暮らしやすさに直結する「エリア・土地選び」
注文住宅のデザインや間取り、設備なども暮らしていく中で重要な部分ですが、家づくりの基盤となる「エリア・土地選び」は最も注目したいポイントです。
特に東京など人の密集した地域では、希望の広さが手に入らない。
防火地域など建築に対する規制が多いなど、越えなければならないハードルも高くなります。
- 利便性の高いエリアに住みたい。
- 利便性よりも広さを優先させた家づくりがしたい。
- 子育て環境の良いエリアを選びたい。
- 老後になっても暮らしやすい環境のエリアを選択したい。
など、土地選びの希望も人それぞれ異なります。
家族内でしっかりと話し合い、希望をまとめることで家づくりの方向性も定まってきます。
【関連コラム】:【新築】注文住宅の平均価格と土地込みでの費用|理想の家を予算内で実現したい
注文住宅の家づくり「成功へのポイント」は
注文住宅を建てて、後悔した・大失敗した!と感じるポイントと解決策をご紹介してきました。
いろいろなポイントがありますが、建ててから後悔しないためには、「今、そして将来を考えた家づくりをすること」がとても大切です。
家という商品は、他のものとは違い「長く使い続ける」ものです。
そのため時間が経過することにより、必要なスペースや住まいの流行などが変化する可能性も大きくなります。
例えば、お子様が小さいうちに家づくりを始めた方であれば、子どもたちが巣立った後の活用法を検討しておく。
斬新的なデザインは魅力的だけれども、年数が経過したらどうなんだろう。
など、長い年月の間に家族形態が変化することを視野に入れてプランを立ててみましょう。
【関連コラム】:【新築】のびのび暮らせる30坪の間取りとは|成功例を実例から学ぼう
まとめ:設計士とつくる家「希望から最適な提案を・・・」
今回は、「後悔する注文住宅とはこんな家?」にクローズアップしてきました。
実際に後悔した・失敗したと感じるポイントは、そのご家族により変化するでしょう。
そうならないためには、自分たちの希望をしっかりとまとめておくこと。
そして、それを実現してくれる施工会社を選択することが重要です。
アクティエでは、お客様のどんな小さな声にも耳を傾けています。
「こんな暮らしに憧れている」「こんな形がいいなぁ」など、大まかなイメージでも大丈夫です。
お客様ご家族のこだわりやライフスタイルに寄り添って、満足な住まいを実現させるお手伝いをしています。
ぜひあなたの声を、聞かせてください。
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