リビングに勉強スペースをつくりたい、けれど「おしゃれ」なリビングにしたいと思っていませんか。
リビングに勉強スペースをつくると生活感があふれてしまい、「おしゃれ」を維持することは難しくなってしまいます。ですが、ポイントを押さえれば、「おしゃれ」なリビングに勉強スペースをつくることは可能です。
なぜリビングに勉強スペースをつくりたいと思っているのか、きちんと理由を踏まえて上でつくることが大切です。
今回は、リビングに勉強スペースをつくる理由を含めて、「おしゃれな」リビングにするポイントをお伝えします。
- リビングに勉強スペースがあるといい理由が分かります。
- リビングに勉強スペースをつくる際の注意点をまとめています。
- リビングに勉強スペースをおしゃれで機能的な環境にするポイントを知ることができます。
Contents
リビングに勉強スペースがあるといい理由
リビングに勉強スペースをつくろうと検討しているなら、つくる理由を明確にしておくことが大切です。
憧れや、お友達のお家もリビングにあって、よさそうというだけでは、つくらなければよかったと後悔することになります。
【勉強スペースがあるといい理由】
・子どもの様子を見ることができる
・子どもから声をかけやすい
・ワークスペースにも活用できる
子どもの様子を見ることができる
子どもが自室を持つことは、プライベートを大切にしてあげる成長過程の中で必要なことだと考えます。
ですが、スマホを持たせることが多くなっている今、長々とお友達とLINEをしてしまう、ゲームで遊んでしまうなどの理由で、宿題や勉強がおろそかになってしまいます。
料理をしながら、掃除をしながら、目を配れると安心かと思います。
子どもから声をかけやすい
テレワークによって自宅で仕事をする機会が増えていますが、子どもは子どもなりに気を使います。
質問があるときに、わざわざ自室から出て聞くよりも、聞きやすいですし、安心感があります。
忙しいから後にして!と言いたくなるときもあると思いますが、ただそばにいるだけでも大人にとっても、子どもにとっても安堵できる環境づくりにはピッタリでしょう。
ワークスペースにも活用できる
子どもが大きくなったら、リビングに勉強スペースをつくっても使わなくなるときがきます。
勉強の難易度も上がりますし、より集中したいと自室で勉強したいと考えるようになります。
だからといってせっかくつくった勉強スペースを無駄なスペースにするのはもったいないですよね。
勉強ではなく、作業スペース・ワークスペースとして活用すればいいのです。 子どもが学校にいっている間、テレワーク・在宅ワークの作業スペースとして使っても何の問題もないと思いませんか。
リビングに勉強スペースをつくる際の注意点
リビングに勉強スペースをつくることは、『リビング学習』を促します。
ある統計によると、『リビング学習』は東大生の約83%が実践していたことが分かっています。
(データ参照:主婦の友社 東大脳の育て方)
ならばぜひ真似て、子育てをしていきたい親心も生まれますね。
『リビング学習』はメリットもあれば、デメリットもありますが、メリットに関しては、上記でお伝えしている内容と変わりありません。
だからこそ、デメリットも把握した上でリビングに勉強スペースをつくる必要があります。
【リビングに勉強スペースをつくる注意点】
■黙って見守る姿勢
■キッチンから真正面の位置につくらない
黙って見守る姿勢
親からすると、どうしても「宿題した?」「ちゃんと勉強している?」と声をかけてしまいます。
声をかけたくなる気持ちは十分に理解できますが、ぐっと堪えましょう。せめて声をかける回数を少なくしましょう。
問題が解けないと手が止まってしまうのは仕方がないことです。きちんと向き合っていることを黙って見守ってあげてください。また勉強が終わった後に、がんばったことをほめてあげてください。
キッチンから真正面の位置につくらない
リビングに勉強スペースをつくることは、親がキッチンで料理をしていても様子を見ることができますね。
ですが、真正面や真後ろに勉強スペースをつくってしまうと、監視されている感じが強く現れてしまいます。
少し隠れるような場所につくってあげることで、圧迫感もなく、集中することができます。リビングで勉強することが苦痛にならないように配慮しましょう。
勉強スペースをおしゃれで機能的につくるには
リビングに勉強スペースをつくる場合、注意したいことは、「おしゃれ」な空間を損なわないかどうかです。
家づくりにおいて、水回りにこだわりを持つ方が多いように、リビングは家族が集まる場所であり、おしゃな空間にしたいと希望する方は、非常に多いです。
だからこそ、勉強スペースをつくるからといって、おしゃれを損なわず、機能的な空間を維持するポイントを押さえておきましょう。
【おしゃれで機能的な勉強スペースにするポイント】
・収納を確保する
・集中できる環境づくり
・可変性
・お子様とルールづくり
収納を確保する
リビングに勉強する場合、図鑑や辞書が必要ですし、ランドセルやその他学校や習い事のバッグなど色々と机のそばに置いておかなければ、利便性に欠け、結局リビングで勉強がやりにくく、勉強をしなくなってしまうおそれがあります。
またリビングに学習机を置く場合もあるとは思いますが、「おしゃれな」リビングには不向きでしょう。
シンプルなテーブルと椅子の方が向いていますが、収納が足りません。
だからこそ、予め必要なものを置く収納スペースを確保しておくことが大切です。
集中できる環境づくり
リビングですので、テレビに限らず、気を散らしてしまうものがたくさんあります。
集中するためには、仕切りや壁で半オープンスペースにしましょう。
例えば、ダイニングテーブルやリビングテーブルは、周りを囲うことはほとんどないでしょう。
共同作業を行うなら広いスペースがあることがよいのですが、一人で勉強するには、広々としすぎてしまいます。
可変性
「おしゃれ」で機能的な勉強スペースにするには、「生活感」を感じさせないことがポイントです。
例えば、本などが常に置いておくと、勉強スペースだとすぐに分かってしまいますよね。同様に仕事道具(PCや資料)が置いていても同じです。
すぐに勉強ができる利便性はありますが、「おしゃれ」ではありません。 収納スペースを確保しておくのと関連しますが、見せる収納より、隠す収納、またワゴン収納であれば、パッと移動できるため、便利です。
来客時には、お花や好きなインテリアで飾れば、いつもより「おしゃれな」空間にできちゃいます。
お子様とルールづくり
勉強スペースが「おしゃれ」を維持するためには、お子様のいたずらや遊びを制限するルールづくりが肝要です。
お子様が小さいと、あちこちにシールを貼ってしまう、落書きをしてしまうことがあります。
大切な勉強スペースが遊びのスペースになってしまい、生活感があふれてしまい、「おしゃれ」とはほど遠くなります。
勉強スペースをきれいに保つため、勉強スペースは遊びスペースではないと認識させることが大切です。
制限ばかりかけてしまうと、ストレスがかかってしまいますので、ココならシールを貼ってもいいよという場所も示してあげましょう。
【関連コラム】:ママ&パパが子育てしやすい人気の間取りを紹介|子育て・家事楽な家を目指そう
リビングに勉強スペースをつくる
リビングに勉強スペースをつくることは、教育上好ましいことですが、勉強スペースの位置や適切な環境づくりなど注意しなければいけないこともあります。
またリビングをおしゃれにしたいと考えているにもかかわらず、生活感が出やすい「勉強スペース」をつくることは、難しいことです。
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