ママ＆パパが子育てしやすい人気の間取りを紹介｜子育て・家事楽な家を目指そう

「ママが子育てしやすい」「暮らしやすい」「人気の間取り」とひとことで表しても、それは人それぞれ違いがあります。

それはそこで集う家族構成や年齢、ライフスタイルなどによっても「これがいい！」というポイントが変化するからです。

しかし念願だったマイホームの建築であれば、後悔のない間取りにしたいと思う気持ちは、誰しもが抱く部分でしょう。

今回はいろいろなニーズがある中、「ママ＆パパが子育てをしやすいと感じる間取り」にクローズアップしていきましょう。

ママ＆パパに人気のある間取りとは、どんな秘訣があるのか。

自分たちに活かせるアイデアは？など、これからの家づくりに活かしていきましょう。

• 子育てしやすい間取りにするためのポイントをご紹介します。自分たちの生活に照らし合わせて、シミュレーションしてみましょう。
• 「人気の間取り＝自分たちが暮らしやすい」とは限りません。自分たちに必要な部分を上手に、家づくりに取り入れましょう。

暮らしやすい間取り－プランを決めるポイントとは－

暮らしやすい間取りにするためには、どんな方向性の家づくりをするのかを考えることがとても重要です。

方向性が決まることで、家づくりもスムーズに進めることができます。

ここでは、間取りプランを立てていく上でおさえておきたいポイントを見ていきましょう。

ポイント① 家族構成に合った広さにする

暮らしやすい間取りをつくるためには、家族構成に合わせた「広さ」が必要となります。

理想的な住まいの広さは人それぞれですが、一般的な目安として厚生労働省の「最低居住面積水準と誘導居住面積水準」によって定められています。

最低居住面積水準

最低居住面積水準とは、「健康で文化的な居住空間として、世帯人数ごとに必要不可欠な住宅面積の水準を定めたもの」になります。

例えば、夫婦2人の場合は30㎡。

家族4人の場合であれば50㎡（未就学児童2人を含む場合、45㎡）が目安と定められています。

誘導居住面積水準

一方誘導居住面積水準は、「豊かな居住空間として、世帯人数に応じた多様なライフスタイルを実現するために必要」と考えられている住宅面積の水準を定めたものになります。

郊外や都市部以外での戸建住宅居住を想定した一般型では、夫婦2人の場合75㎡。

家族4人の場合であれば、125㎡（未就学児童2人を含む場合、112.5㎡）が目安となっています。

また、都心とその周辺での共同住宅居住を想定した都市居住型では、夫婦2人の場合55㎡。

家族4人の場合95㎡（未就学児童2人を含む場合、85㎡）が目安です。

▶参考＞＞住生活基本計画における居住面積水準：厚生労働省

このように「最低居住面積水準と誘導居住面積水準」だけであっても、広さには違いがあります。

暮らしやすい間取りにするためには、広さはもちろん大切です。

今の家づくりでは、「広さ＋αのアイデア」が必要と考えられているのです。

ポイント② 理想のライフスタイルに合わせる

「家族みんながゆっくり過ごせる家にしたい」「趣味が楽しめる家にしたい」など、理想のライフスタイルはそれぞれの家族によって形が変化します。

間取りを決める際に大切なのは、どんな家にしたいのかを「家族でしっかり話し合うこと」です。

何を大切にしたいのかにより、間取りプランは変わってきます。

しかし、住まいにかけられる広さに、限りがあります。

それぞれの優先順位を尊重しつつ、予算との兼ね合いも考えながら決めていくことが大切です。

ポイント③ ライフステージの変化を見据えること

家を建てたときには小さかったお子様も、気がついたら我が家から自立するなど、家族構成や暮らし方は常に変化していきます。

特にお子様が小さな場合、どうしてもお子様に合わせた間取りを採用することも少なくありません。

子どもたちが安心安全に成長できるように環境を整えることも大切ですが、今後の人生を見据えておくことも大切です。

○　変更しやすい間取りを採用しておく。
○　壁ではなく取り外しのしやすい仕切りを使って子ども部屋をつくる。
○　ファミリークローゼットなど、他の用途にも使いやすいスペースを取り入れる。
○　階段が厳しい年代になっても暮らしやすいよう、1階に生活スペースをまとめておく。

など、暮らし方が変化しても対応できる力を間取りの中に取り入れておきましょう。

【関連コラム】：リビングレイアウトは縦長？横長？｜10畳～16畳～20畳のおすすめ間取りを紹介

ママ＆パパが暮らしやすい間取りとは

家づくりでは、「間取り」「デザイン」「予算」「土地選定」など考えるべきことがたくさんあります。

暮らしやすい環境を整えるためには、ひとつに特化するのではなく「住まいのトータルバランス」を心がけることで、間取りにも変化をあたえてくれます。

特に近年では共働きのご家庭も多くなり、ママ・パパ問わず子育てと家事を協力しています。

そのため「家事の負担を軽くする」ための間取りにすることで、お子様にふれる時間も増やすことができます。

家事の負担を軽減し、暮らしやすい間取りにするためには、

○　子育てをサポートしてくれる環境づくり
○　家事楽に繋がる間取りと動線
○　生活感を感じさせないアイデア

この3つのポイントがとても大切です。

 このポイントを取り入れることで、間取りにはどのような変化が生まれるのでしょうか。

間取りや動線にアイデアを取り入れることで、どう変化するのでしょうか。

ではポイントをひとつずつ解説していきましょう。

○　子育てをサポートしてくれる環境づくり

子育て世代に人気No.1はやはり、「子育てがしやすい間取り」です。

今の子育ては、誰かひとりが負担するのではなく、家族みんなで協力し合っていくものです。

子育てしやすい家にすることでサポート体制も整い、お互いの負担は更に軽くなります。

今は和室空間のある住まいも少なくなりましたが、子育て世代で重宝するのがこの畳スペースです。

「お子様のお昼寝」や「お子様の様子を見ながらお洗濯をたたむ」など、大活躍してくれます。

＜ワンポイントアドバイス＞

ママやパパが動きやすい間取りは、お子様にとっても負担のかからない環境とも言えます。

自分たちの暮らし方を分析して、ご家庭に合う使いやすい間取りをつくることが家づくりを成功させるのポイントです。

○　家事楽に繋がる間取りと動線

今は共働きのご家庭も多く、家事にかかる時間を1分・1秒でも短縮したいと考えている方も多いでしょう。

家事楽な家にするポイントのひとつが「動線」です。

暮らしやすい間取りに動きやすい動線を整えることで、身体にかかる負担も軽減し、家事楽な住まいにすることができます。

家事で使う「家事動線」に合わせて、生活で使用する「生活動線」もライフスタイルに合わせていくことが大切です。

＜ワンポイントアドバイス＞

家事にかかる負担は、自分たちが思うよりも大きいものです。

家事がしにくい間取りでは、体力面はもちろん精神面にも大きな負担をあたえます。

毎日家事をこなしているママ・パパにとっては、家事動線が短くなるだけで「大きな時短」につながります。

どうしたら家事が楽になるか。

今の暮らしでの負担を洗い出してみて、最適な家事動線にするための間取りのヒントを見つけましょう。

○　生活感を感じさせないアイデア

家を建てたばかりは、広々として使いやすい空間であっても「それを維持すること」はとても難しいものです。

そのひとつの要因として上げられるのが、暮らしていく中でモノが多くなり「生活感が丸出し」になってしまうことです。

モノが乱雑にならない空間は、日々の負担も減らし、身体や心への安定にもつながります。

そのために重要となるのが、掃除しやすい間取りとそれをサポートする収納です。

○　段差などのない間取りを採用する
○　モノがしっかり片付く使いやすい収納をつくる
○　間取りを工夫し、まとめて掃除できるような環境をつくる

などのアイデアを取り入れることで、家事負担を大きく軽減してくれます。

＜ワンポイントアドバイス＞

住まいの間取りや収納だけではなく、設備や素材を厳選することで「掃除しやすい家」にすることができます。

掃除がしやすい環境をつくること＝生活感を出させないことにもつながってきます。

例えば、キッチンや洗面脱衣所、トイレなどの水回りはどうしても汚れやすい空間となります。

汚れの付きやすい場所では、耐久性が高くつなぎ目の少ない床材を使う。

設備面から、日々の汚れが付きにくい＆掃除がしやすい環境を整えるなど、いろいろなアイデアがあります。

間取り以外からもサポートできる環境を整えていきましょう。

【関連コラム】：【新築】のびのび暮らせる30坪の間取りとは｜成功例を実例から学ぼう

まとめ：あなたの思いを形にするお手伝いをします

今回は「ママ＆パパが子育てをしやすいと感じる間取り」にクローズアップしてきました。

人気の間取りも魅力ですが、家づくりにこれが正解！というものはありません。

「これが素敵！」「これが暮らしやすい」など、素直に直感する・心がウキウキするモノを選ぶのも。

生活面を考えた間取りをメインに考えることも、方法のひとつです。

家族構成やライフスタイルによっても、暮らしやすい間取りは変化します。

いろいろな部分から検討し、「自分たちに合うお家スタイル」を見つけ出していきましょう。

アクティエでは、お客様のどんな小さな声にも耳を傾けています。

「こんな暮らしに憧れている」「こんな形がいいなぁ」など、大まかなイメージでも大丈夫です。

お客様ご家族のこだわりやライフスタイルに寄り添って、満足な住まいを実現させるお手伝いをしています。

ぜひあなたの声を、聞かせてください。

憧れのマイホーム実現のために、一緒に理想の住まいづくりを目指してみませんか。

愛知県で、ご家族の暮らしにマッチするおしゃれで快適な新築を建てるなら、私たちアクティエにお気軽にご相談ください。

自由な発想と便利な機能を活かして、お客様ご家族が納得・満足のいく彩りある住まいをデザインしております。

愛知県内の大府・長久手・岡崎には、デザイナー渾身の自社モデルハウスもご用意しています。

住まいづくりの第一歩として、ぜひお気軽にご活用ください。

【モデルハウス情報】